三菱自動車は来る6月29日に新設する「企業倫理委員会」の委員長に、松田昇(まつだ のぼる)氏に就任願うことを決定しました。
三菱自動車は社内に企業倫理委員会を新設し、新しい経営理念の「コンプライアンス第一」、「安全第一」、「お客様第一」の遵守にあたり、企業倫理委員会に三菱自動車がコンプライアンス体制を確立するため「社外の眼」で指導・助言を願うことで、品質・ガバナンス面の監査体制を抜本的に強化します。
企業倫理委員会は社外の有識者で構成され、三菱自動車の取締役会の諮問機関として、取締役会に直接答申・提言します。同時に、三菱自動車の中で品質監査と企業風土・企業倫理変革を担うCSR推進本部に対し指導・助言を行います。
三菱自動車はリコールに係わる一連の事態を深く反省し、信頼される企業に生まれ変わるために過去の企業体質のウミを徹底的に出し切り、従来の社内組織・人材だけでは為し得なかった具体的な行動によってコンプライアンス(法令・企業倫理遵守)を徹底します。企業倫理委員会には「社外の眼」で厳しく指導・助言を願い、品質・ガバナンス面の監査体制を抜本的に強化します。

- < 松田昇氏コメント >
- わたくしは6月25日に三菱自動車の要請を受け、29日に同社が新設する「企業倫理委員会」委員長に就任することと致しました。
現在、世間の三菱自動車を見る目は極めて厳しく、信頼の回復は一朝一夕になるものではありません。
そうした状況の中で、私は、三菱自動車が現在必死になって取り組んでいる企業倫理・企業風土の改革と品質改善に向けた取り組みの姿勢を、企業の存立をかけた真摯なものとして受け止めました。
社外有識者からなる企業倫理委員会は、その改革の動きがたゆむことのないよう、「社外の目」「世間の常識」という視点から、コンプライアンスの確立に向けて同社の経営陣に対し臆せず意見を述べる所存です。
三菱自動車がこれを契機に社風刷新を一段と進め、「コンプライアンス第一」「安全第一」「お客様第一」の新しい三菱自動車として生まれ変わり発展するよういささかでも力を貸して行きたいと考えております。
- < 松田 昇(まつだ のぼる)氏 略歴 >
-
| 1. |
生年月日 |
昭和8年 |
12月 |
13日 |
| 2. |
学歴 |
昭和32年 |
3月 |
中央大学 法学部卒業 |
| 3. |
主な職歴 |
昭和38年 |
4月 |
東京地検検事任官 |
| 昭和49年 |
3月 |
東京地検特捜部検事 |
| 昭和54年 |
4月 |
法務省刑事局参事官 |
| 昭和56年 |
1月 |
法務省刑事局青少年課長 |
| 昭和60年 |
8月 |
東京高検特別公判部長 |
| 昭和62年 |
8月 |
東京地検特別捜査部長 |
| 平成元年 |
9月 |
最高検検事 |
| 平成2年 |
4月 |
大津地検検事正 |
| 平成3年 |
12月 |
水戸地検検事正 |
| 平成5年 |
7月 |
法務省矯正局長 |
| 平成7年 |
7月 |
最高検刑事部長 |
| 平成8年 |
6月 |
預金保険機構理事長就任 |
| 平成16年 |
6月 |
同機構理事長退任 |
| 4. |
著書 |
国際捜査共助法解説、刑事法ノート等(共著) |
| 5. |
信条 |
「おごらず、気負わず、そしてひるまず」 |