三菱自動車は、10月19日(火)〜24日(日)にポートメッセなごや(名古屋市国際展示場)で開催される「第11回ITS*1世界会議 愛知・名古屋2004」の展示会で、先進のIT*2システムを搭載したテレマティクス実験車『iT-グランディス』や運転支援システム(レーン逸脱警報システム)など、同社のITS及びITへの取り組みを紹介する。
『iT-グランディス』は、同社が実用化を目指して研究開発を進めている、クルマがもつ情報の発信・共有ツール「ビークルホームページ(VHP)」やクルマの遠隔モニター・操作などの先進技術を、同社のミニバン『グランディス』に搭載した実験車である。
三菱自動車は、早くからエレクトロニクスを使った制御技術に着目し、ITSやITの研究開発に取り組んできた。今後も、クルマのインテリジェント化を進めて、安全で快適なクルマを実現するとともに、先進の「走り」によるクルマ本来の楽しさを追求し、新しいカーライフの構築を目指す。
-
| *1 |
ITS |
: |
Intelligent Transport Systems |
(高度道路交通システム) |
| *2 |
IT |
: |
Information Technology |
(情報技術) |
- 1. 三菱自動車 出展概要
- 三菱自動車ブースでは、「クルマとのコミュニケーション」をテーマに、テレマティクス実験車『iT-グランディス』に搭載の次世代テレマティクスサービスや、PDA(Personal Digital Assistant)を応用したユニークな運転支援システムなどを、デモンストレーション、映像&ナレーション、説明パネルなどで紹介する。
- (1) 『iT-グランディス』
- お客様のパートナーとしてのクルマを想定し、お客様とクルマとのコミュニケーションを深めるため、以下の次世代テレマティクスサービスを搭載した。
- ビークルホームページ(VHP)
クルマ自身によるリアルタイムの情報発信と、その情報を多数の人々・クルマで相互に共有することにより、クルマがもつ多くの情報を様々な場面で活用できる“クルマの情報コミュニティ”の概念を提案。
クルマ自身のホームページ(VHP)に、クルマの現在位置、走行状態(平均車速、ライト点灯やワイパー作動の有無など)、走行中に入手した自車周辺の交通状況(事故、渋滞)といった情報を掲載。そのVHPに、携帯電話やインターネットなど多様な通信手段を用いてアクセスすることにより、例えば、事故・渋滞を避けながら走るのに役立てることが可能。また、配送車両が自車の位置や積載している商品の在庫情報を発信したり、公共バスが現在の位置や行き先を発信するなど、様々な応用が考えられる。
- VHPによるリモートアクセス
携帯電話などのWeb閲覧機能を利用して、お客様所有のクルマの「マイVHP」にアクセスし、遠く離れたクルマの各種状態(ドアロック、燃料残量、位置、ランプ点灯など)をモニターすることができる。また例えば、ドアロックを忘れていた場合には、遠隔操作でドアロックすることも可能。
- クルマとの音声会話システム
ドライバーからの一方通行の音声操作ではなく、クルマと音声対話することにより、走行中、前方から目を離さずにクルマの各種機能(エアコン、オーディオ等のマルチメディア再生、電子メールの読み上げなど)を操作することが可能。今後ますます高度化していくクルマの機能を、安全かつ簡単に操作できる。
- (2) PDAによるレーン逸脱警報システム
- 安価でシンプルなレーン逸脱警報システムを実現するため、市販のカメラ搭載PDAを応用。クルマの前方の白線を、ダッシュボードに搭載したPDAのカメラで認識し、白線形状とクルマの接近度合いからクルマが車線逸脱しそうだと判断した場合は、アラームを発しドライバーへ注意を促す。
- 2. ITS世界会議 開催概要
- 「ITS世界会議」は、学術討議・技術報告・展示など、lTSに関する世界最大の情報発信の場として、毎年世界の主要都市で順次開催されている。日本では過去1回(95年 第2回)横浜にて開催。
| 名称 |
第11回 ITS世界会議 愛知・名古屋2004 |
| 期間 |
10/18(月)〜24(日) ※展示会は10/19(火)〜24(日) |
| 場所 |
ポートメッセなごや(名古屋市国際展示場) |
| 主催 |
ITS世界会議 愛知・名古屋2004 日本組織委員会 |
| テーマ |
「飛躍する移動 ITS for Livable Society」 |
| 愛称 |
「夢いっぱいITS未来博」 |