三菱自動車は、同社の高性能4WD車『ランサー エボリューションVIII』が、フランスの専門誌「Echappement(エシャップマン)」誌が選ぶ「スポーツカー・オブ・ザ・イヤー」を受賞したと発表した。
『ランサー エボリューションVIII』は、2004年年初に『ランサー エボリューション』として初めて欧州市場で発売されたモデルで、フランスでは2004年5月より販売されている。
『ランサー エボリューションVIII』は、高い運動性能を実現する電子制御4WDシステム(ACD*1+スーパーAYC*2)をはじめ、中〜高速域を重視したクラストップレベルの最大トルク36.3kg-m(355N・m)/3,500rpm(日本仕様は40.8kg-m(400N・m)/3,500rpm)を生み出す、2Lインタークーラーターボ付きエンジン、brembo社製ブレーキ、RECARO社製フルバケットシート、MOMO社製ステアリングホイール、ENKEI社製の軽量アルミホイールなどを装備した高性能4WD車として好評を得ている。
Mitsubishi Motors France(三菱自動車フランス)社長のDirk Pissens(ディルク・ピッソン)は、「1982年から続くこの権威ある『Echappement』誌の『スポーツカー・オブ・ザ・イヤー』に、競合する19車種の中から選ばれたことを誇りに思います。」と語った。
『ランサー エボリューションVIII』は、欧州全体で2004年10月末までで、約1,700台の販売を記録。同賞でポルシェ911カレラS、スバルインプレッサWRX STi等の有力車を退けての受賞となり、欧州においても、『ランサー エボリューションVIII』の優秀性が認められたと言える。
| *1 |
ACD(Active Center Differential)
センターデフの差動制限装置に電子制御の油圧多板クラッチを採用。走行状況に応じて前後輪の差動制限力をフリー状態から直結状態までコントロール。操舵応答性とトラクション性能を高次元で両立させるシステム。 |
| *2 |
スーパーAYC(Super Active Yaw Control)
リヤデフ内に設けたトルク移動機構により、走行状況に応じて左右後輪の駆動力差をコントロール。車体に働くヨーモーメント(旋回力)を制御し、旋回性能を向上させるシステム。ACDとは一つのECUで統合制御することで、単独制御以上の効果を得ている。 |