三菱自動車は、3月2日(火)から14日(日)まで(一般公開は4日(木)から)、スイス・ジュネーブのパルエクスポで開催される第74回ジュネーブ国際自動車ショーに、三菱自動車とダイムラークライスラー(DC社)の協業の成果として、欧州で生産(オランダ、ボーン市の三菱自動車NedCar工場)し、5月から発売する5ドアの『COLT』、および参考出品車として3ドアのコンセプトカー『COLT CZ3』をそれぞれ世界初披露した。
三菱自動車の取締役社長 兼 最高経営責任者(CEO)ロルフ・エクロートは現地時間3月2日8時15分から行われたプレスブリーフィングで「我々は2年前、この場所で欧州のターンアラウンド計画を発表した。 その後、当社は2003年度には欧州市場において計画より1年前倒しで欧州事業始まって以来、初めて利益を得ることができるなど、順調に欧州でのターンアラウンドを遂行している。本日、欧州でデザインし、日本でエンジニアリングを行い、アライアンスパートナーであるDC社と協力し作り上げた『COLT』を、この好調な欧州市場に発表することができ、非常に光栄である」と語った。
また、プレスデー初日(3月2日)の三菱自動車ブースは、『COLT』を強くアピールするため、モータースポーツ出品車を除き、全出品車を『COLT』のみの展示とした。なお、一般公開日には『COLT』に加え、欧州仕様の『グランディス』や『ランサーエボリューション』など11車種(合計17台)を展示する。
| 1) |
概要 |
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『COLT』は、三菱自動車とDC社の間で研究・開発、調達、生産、マーケティング及び販売など、あらゆる分野において実施されているアライアンスプロジェクトの成果として、2002年11月に日本で販売を開始。 欧州生産の『COLT』は、日本生産の『COLT』とプラットフォーム、主要部品を積極的に共用し、グローバルなコンパクトカーとしてシナジー効果によるコストメリットを活かし、三菱自動車のNedCar工場(オランダ、ボーン)で生産する。 |
| ・ |
エンジンは、三菱自動車とDC社の合弁会社である、ドイツ ケレダ市のエンジン工場(MDCパワー)で2003年12月より生産を開始した新開発エンジン(1.1,1.3,1.5L DOHC MIVEC ガソリンエンジン)を採用する。 |
| ・ |
日本生産の『COLT』と比べ、フロント外観、インストルメントパネルやシートなどの内装とカラーリング、エンジンラインナップ(1.1,1.3,1.5Lガソリン 1.5Lディーゼル)、シートアレンジを変更する。 |
| ・ |
欧州で2番目に大きいカテゴリーであるBセグメントに、三菱自動車としては初めて投入する。 |
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| 2) |
特長 |
| (1) |
デザイン |
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日本で販売されている『COLT』で好評の、ワンモーションフォルムのエクステリアのスタイリングを継承する。 |
| ・ |
三菱自動車の新しいデザイン・アイデンティティであるスリーダイヤモンドを大きく配したフロントマスクを欧州専用の仕様に一部変更する。 |
| ・ |
インテリアでは、インストルメントパネルなど欧州専用の新デザインとし、シートを含めカラーリングはスポーティ感溢れるグレー基調に統一する。 |
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| (2) |
パワートレイン |
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ガソリンエンジンは三菱自動車とDC社の折半出資によりドイツ ケレダ市に設立した「MDCパワー」の工場で生産される1.1/1.3/1.5L DOHC MIVEC*1を搭載する。 |
| ・ |
ディーゼルエンジンは、DC社製の新開発1.5L DOHCコモンレール式直噴ディーゼル(ターボチャージャー付き)を搭載する。 |
| ・ |
トランスミッションは5速のマニュアルトランスミッションと"AllShift(オールシフト)"と称する6速の自動クラッチ付マニュアルトランスミッション(AMT*2)を用意する。 |
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| (3) |
その他装備 |
| ・ |
リヤシートは6 : 4の分割式とし、左右独立してスライド、リクライニング、タンブルホールディング(背もたれを前に倒し、フロントシートの後方に立てかける)、脱着などを可能とする。 |
| ・ |
安全装備であるABS、EBD*3を標準装着するとともに、高速での安定性を確保するMASC*4をオプション設定する。 |
| ・ |
日本で販売されている『COLT』にも採用されているDC社との共通プラットフォームをベースとした最新の衝突安全対応ボデー「RISE*5」や、運転席・助手席SRSエアバッグシステム、サイド&カーテンSRSエアバッグシステムを設定する。 |
| 『COLT CZ3』 (コンセプトカー) |
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『COLT CZ3』は、欧州で販売される『COLT』の流れを引き継いだ、次世代のコンパクトスポーツクーペを予感させるコンセプトカーである。 |
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| 『グランディス』 |
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2003年5月に日本で世界先行発売したミディアムクラスの3列シートミニバン『グランディス』は、洗練されたデザインの内外観はそのままに、長距離を高速で移動する欧州市場のユーザーニーズに合わせ、高速走行やコーナリングでの安定性を向上させるMASC*4を『グランディス』としては世界に先駆け採用するとともに、サスペンションやブレーキなど細部に渡り熟成を重ね、2004年4月より欧州市場でも販売を開始する。 |
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| 『ランサーエボリューション』 |
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高性能 2L インタークーラーターボエンジン、先進かつ独自の電子制御4WDシステム(ACD*6+スーパーAYC*7+スポーツABS)を搭載し、日本、北米市場で好評の高性能4WDスポーツセダン『ランサーエボリューション』を2004年3月より欧州市場でも発売する。
『ランサーエボリューション』は、92年10月に日本で発売。以降、約10年間にわたって改良を積み重ね、モータースポーツ競技のベース車として「速さ」を追求すると同時に、あらゆる速度域や路面状況でもドライバーと車の一体感を高める「走りの質感」について進化をし続けてきた。
今回展示する欧州仕様の『ランサーエボリューション』は、昨年日本で発売した『ランサーエボリューションVIII』をベースに欧州市場に適用するため、ヘッドランプ等を変更した。 |
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*1: |
Mitsubishi Innovative Valve timing Electronic Control 連続可変バルブタイミング |
| *2: |
Automated Manual Transmission |
| *3: |
Electric Brake force Distribution system 電子制御制動力配分装置 |
| *4: |
Mitsubishi Active Stability Control system |
| *5: |
Reinforced Impact Safety Evolution |
| *6: |
Active Center Differential |
| *7: |
Super Active Yaw Control |
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COLT (欧州生産車 5ドア) |
| 全長×全幅×全高(mm) |
3,870×1,695×1,550 |
| ホイールベース(mm) |
2,500 |
| トレッド(mm) 前/後 |
1,450/1,445 |
| 車両重量(kg) |
960〜1,090 |
| エンジンタイプ |
| ガソリン |
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1) |
1.1L 3気筒DOHC MIVEC ( 55kW(75hp), 100Nm ) |
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2) |
1.3L 4気筒DOHC MIVEC ( 70kW(95hp), 125Nm ) |
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3) |
1.5L 4気筒DOHC MIVEC ( 81kW(109hp), 145Nm) |
| ディーゼル 1.5L 3気筒 コモンレール式直噴 ターボチャージャー付 |
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1) |
50kw(68hp)、160Nm仕様 |
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2) |
70kw(95hp)、210Nm仕様 |
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| トランスミッション |
・ 5速マニュアル
・ AllShift 6速自動クラッチ付マニュアル |
| タイヤ |
・ 175/65R14
・ 195/50R15
・ 205/45R16 |
| 駆動系 |
前輪駆動 |
| サスペンション |
前 |
マクファーソンストラット式 |
| 後 |
トーションビーム式 |
| ブレーキ |
| フロント: |
ディスク |
| リヤ: |
ディスク(1.5L車) ドラム(1.5L以外) |
| ※ABS, EBD全車標準装備 |
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| 種類 |
名称 |
台数 |
備考 |
| コンセプトカー |
COLT CZ3 |
1台 |
世界初披露 (参考出品) |
| 参考出品車 |
COLT |
5台 |
世界初披露 欧州(NedCar)生産予定 ※プレスデーは10台展示 |
| パジェロエボリューション |
1台 |
(2004年ダカールラリー参戦同型車) |
| ランサーWRC04 |
1台 |
(2004年WRC参戦同型車) |
| 市販車両 |
グランディス★ |
2台 |
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| ランサーエボリューション |
1台 |
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| ランサーワゴン★ |
1台 |
|
| スペーススター★ |
1台 |
欧州(NedCar)生産車 |
| アウトランダー★ |
2台 |
(日本名:エアトレックスポーツギア) |
| パジェロ★ |
1台 |
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| パジェロスポーツ★ |
1台 |
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