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DATE 2004年04月13日
三菱自動車『ランサーWRC04』
2004年FIA世界ラリー選手権第4戦「プロペシア・ラリー・ニュージーランド」に参戦



『ランサーWRC04』(第3戦メキシコラリー)

三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSP GmbH. は、来る4月15日(木)〜18日(日)にニュージーランドのオークランドを中心に開催される2004年FIA世界ラリー選手権(WRC)第4戦のプロペシア・ラリー・ニュージーランド(以下ラリー・ニュージーランド)に「チーム三菱自動車モータースポーツ」から『ランサーWRC04』2台で参戦する。

世界を転戦するWRCの舞台は、北米大陸から南半球へ。第3戦メキシコに続いてニュージーランドもグラベル(未舗装路)でのラリーとなる。第33回目を迎えるラリー・ニュージーランドに三菱自動車チームが送り込むドライバーは、エースであるジル・パニッツィ(フランス)と、若手のクリスチャン・ソルベルグ(フィンランド)のふたり。

コースの特長は路面がフラットでスムーズなこと。そしてかなりの高速ラリーでもある。そういう意味ではラリー・フィンランドとの共通点も多いが、フィンランドと比べるとニュージーランドの路面は滑りやすく、グリップ力がやや低いという点が異なる。エース、ジル・パニッツィの走りはもちろんのこと、母国フィンランドと共通点の多い同ラリーのグラベル路をクリスチャン・ソルベルグがどう走るのかに注目が集まる。

尚、三菱自動車は、4月15日(木)のシェイクダウンから4月18日(日)の最終レグまで、ラリー・ニュージランドの最新情報を同社のホームページを通じて紹介する。

1. デイリーレポート
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/j/04wrc/round4/index.html
2. 写真素材
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/e/04wrc/nz/photo.html

WRC通算7勝を誇る三菱自動車のエース、ジル・パニッツィだがWRC全戦エントリーは今年が初となる。そのため、ここニュージーランドの出場経験も2002年の1回のみ。2002年は初出場にも関わらず総合7位という好成績を残している。パニッツィは本来ターマック(舗装)ラリーを得意としているが、グラベルラリーでのパフォーマンスも急上昇中。前戦メキシコではトラブルを抱えながらも総合8位でフィニッシュしている。

パニッツィは「メキシコで発生したトラブルを解決するためにフランスで集中的にテストを行いました。エンジニアの努力のおかげでかなり信頼性は向上したと思います。ひどい悪路で有名なシャトー・ラストゥールでも5日間にわたってテストを実施しました。マシンはとくに全体的なセットアップと足まわりのセッティングの面で進化をみせたと思います。タイムは一気に大幅アップというわけにはいきませんでしたが、それでもフィーリングは良くなっています。ニュージーランドには自信をもってのぞむことができます。メキシコよりも良い順位でゴールし、ポイントを獲得できればいいですね」と、南半球へ旅立つ直前の心境を述べている。

一方、第2戦スウェーデンに参戦し、今回のニュージランドで2回目の『ランサーWRC04』ドライブとなるクリスチャン・ソルベルグだが、2002年のこのラリーではグループNのランサーエボリューションで参戦し、PWRC(プロダクションカー世界ラリー選手権)優勝を果たしている。去年はWRカーのランサーエボリューションWRC2で一時総合7位を走行しながらも、アクシデントにより戦列を離れた。

クリスチャン・ソルベルグは「フランスで行ったテストで、マシンがスウェーデンの時よりも良くなっていることを確認しました。ニュージーランドのコースはとても高速で、僕のスタイルには合っていると思います。自信はありますが、まず何よりも最優先しなければならないのは完走すること。その上でポイントを得られれば嬉しいですね。今回のラリーのポイントとしては、いかに集中力を持続させるかということでしょう。というのも、今回から導入されるミルピステシステムのお陰で、早朝から夜まで大忙しとなりそうだから。とても長い1日をどうやって乗りきるか、良い精神状態を保つのはなかなか大変そうですね」と語っている。

なお、南フランスで開発テストの陣頭指揮をとったテクニカルディレクターのマリオ・フォルナリスは次のようにコメントしている。「エンジンやダンパーをはじめ、いくつかの部分に改良を加えました。マシンは理想的な状態にはまだ仕上がっていないのですが、それでも全体的に大きく進歩したと思います。なにしろ、これまではテストが悪天候で中止に追い込まれたり、決めたプログラムさえ消化できていませんでしたから。当初の予定どおりにテストが進んだのは今回が初めてです。ドライバーの経験不足もあり、ニュージーランドで上位を狙うには難しい状況ですが、それでもブレーキなどのトラブルが完全に解決され、かつ足まわりのセッティングが決まれば、なかなかの好成績が期待できるのではないでしょうか」

ラリーは14日(水)から最初のレッキが始まり、15日(木)にはレッキ、セレモニースタートとマヌカウでの2.1kmのスーパーSSが行われる。そして16日(金)、17日(土)、18日(日)の3日間は早朝にレッキ、その後SSというミルピステ方式で進行する。4日間にわたって行われるSSの数は全部で23、総走行距離は1398.36kmで、そのうち395.5kmがSSとなる。