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DATE 2005年01月17日
三菱自動車
パリダカ史上初の5連覇、10度目の総合優勝を達成

『パジェロエボリューション』のペテランセルとアルファンが1-2フィニッシュ



パリダカ史上初の5連覇

三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSP GmbH.は、去る12月31日(金)〜1月16日(日)まで、スペイン・バルセロナからセネガルの首都ダカールまでの過酷な砂漠を舞台に開催された2005年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2005/通称パリダカ)で、『パジェロエボリューション』(チーム三菱自動車レプソルATSスタジオ)で参戦したステファン・ペテランセル(フランス)が自身2連覇となる総合優勝を、リュック・アルファン(フランス)が総合2位を獲得し、パリダカ史上初となる5連覇、10度目の総合優勝を果たした。
また、『パジェロエボリューション』で4輪初挑戦となった、ホアン・ナニ・ロマ(スペイン)も総合6位につけるなど、トップ10に三菱車3台がその名を連ねた。

三菱自動車の常務取締役〔商品統括〕でモータースポーツ活動責任者の貴島彰は、「三菱自動車がこの世界で最も過酷な自動車競技と呼ばれるテレフォニカ・ダカール(通称パリダカ)で史上初となる5連覇を達成できたことを誇りに思います。三菱自動車にとってモータースポーツ単なるプロモーション活動ではなく、三菱自動車ブランドの原点です。我々は、クルマの限界性能を追求する、ダカールラリーや世界ラリー選手権(WRC)などのモータースポーツ活動を通じて得られた技術やノウハウを、『スポーティDNA』『SUV DNA』として、全ての市販車へフィードバックし、耐久性・安全性はもとより、走行性・走破性を高めるというクルマづくりに取り組んでいます。三菱自動車が本来持つ『丈夫で長持ち』『質実剛健』という価値は、モータースポーツで通じて培われたもので、今後もモータースポーツ活動を継続的に行い、三菱車の価値を高めてまいります。」と、語った。

また、三菱自動車のモータースポーツ統括会社MMSP GmbH.社長の鳥居勲は、「今回のパリダカの勝因は総合力の高さだと思います。マシンのパフォーマンスとチームワーク、このふたつが高いレベルにあったからこそ勝てたのだと確信しています。去年までと比べるとライバルも非常に力を上げてきましたが、我々のパジェロエボリューションはそれを上まわる進化を遂げていた。そして、セリエス監督の指揮のもとスタッフひとりひとりが素晴らしい仕事をしてくれたと思います。ラリー前の下準備がしっかりとなされ、ラリー本番では計画を完全に遂行できたことが5連勝につながったのでしょう。ただし、増岡浩選手とアンドレア・マイヤー選手のマシンがトラブルでリタイアしてしまったことは非常に残念でした。今年学んだことをぜひ次に活かしていきたいと思います。また、WRCにも、約半年間の休止期間を経て1月21日(金)から開催されるモンテカルロラリーに、『ランサーWRC』で復帰します。復帰初戦から結果を出すのは容易ではありませんが、パリダカ同様チーム一丸となって頑張っていきます。」と語った。

2005年パリダカ概要
第27回目を迎えた2005年パリダカは、スペイン・バルセロナから、セネガルの首都ダカールまでを、17日間で走破する日程で開催された。今回のコースはモロッコからモーリタニアに入り、マリを経てセネガルへと入るクラシックなレイアウト。しかし、途中激しい砂嵐が吹き荒れるなどコースのコンディションは非常に悪く、数多くの参加者たちが脱落。また、2回設けられたマラソンステージでもフィニッシュにたどり着けない選手が続出し、結果的にかなり難易度の高いラリーとなった。

ステファン・ペテランセルのコメント
「今日の朝はすごく心配でした。最後のSSは31キロと昨日までとは比べものにならないぐらい短い。しかし、最後まで何が起きるかわからないのがパリダカです。今、こうしてフィニッシュしてようやく安心することができ、勝利の実感がわいてきました。今回の優勝は自分にとって非常に大きな意味を持つものです。去年と比べるとより勝つことが難しかったといえます。というのも2位のアルファン選手との差があまり開かず、かなり最後のほうまで競り合うことになったからです。そういう意味ではコンペティティブで質の高いラリーだったとも言えます。いずれにせよ三菱自動車とチームのサポートがあったからこそ成し得た優勝であることに違いありません。皆さんには心から感謝したいと思います」

増岡浩のコメント
「ペテランセル選手の優勝、そして三菱自動車チームとしての5連覇、通算10勝目という偉業達成をチームの一員として心から嬉しく思っています。私自身は思わぬトラブルでリタイアという結果になってしまい残念ですが、長く戦っていればこのような時もあると納得しています。それよりも今回はパジェロエボリューションの飛躍的な性能アップに驚き、感動しました。私としてはすぐに気持ちを切り替え、来年のパリダカに向けて1年間頑張りたいと思っています」

■総合成績(暫定)【大会17日目1月16日(日)最終・第16レグ終了時】
  順位 ドライバー 車両 タイム (2位以下はトップとの差)
  1 S・ペテランセル 三菱パジェロエボリューション 52時間31分39秒
  2 L・アルファン 三菱パジェロエボリューション 27分14秒
  3 J・クラインシュミット フォルクスワーゲン・トゥアレグ 3時間22分00秒
  4 G・ドゥビリエ 日産ピックアップ 4時間02分36秒
  5 B・サビー フォルクスワーゲン・トゥアレグ 8時間44分14秒
  6 J-N・ロマ 三菱パジェロエボリューション 9時間19分37秒
  7 C・スーザ 日産ピックアップ 10時間02分29秒
  8 T・マニャルディ ホンダ・Evo 3(バギー) 11時間03分44秒
  9 J-L・モンテルド BMW・X5 13時間27分31秒
  10 R・ダルマウ Tot Curses JLA2(バギー) 19時間16分53秒
  11 三橋 淳 日産X-Trail 20時間15分15秒
  16 K・コルバーグ 三菱パジェロ 24時間09分07秒
  18 浅賀 敏則 トヨタ・ランドクルーザー100 25時間44分27秒
  30 片山 右京 トヨタ・ランドクルーザー100 30時間49分12秒
  55 D・ウズィオ 三菱パジェロ 43時間50分50秒
  1位のタイムは第1レグ(SS1)からのSS合計所要時間とペナルティーの合計