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DATE 2005年03月29日
2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦「チュニジアラリー」

増岡浩とリュック・アルファンが『パジェロエボリューション』で参戦



パジェロエボリューション(2005年ダカールラリー)

三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、来る4月1日(金)〜11日(月)にかけてアフリカ北部のチュニジアで開催される2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦「第24回チュニジアラリー」にチーム「三菱自動車レプソルATSスタジオ」より増岡浩とリュック・アルファン(フランス)の『パジェロエボリューション』2005年モデル(MPR11)2台で参戦する。今大会は2002年、2003年のダカールラリー(通称パリダカ)で日本人唯一の2連覇を達成した増岡にとって2006年パリダカでの総合優勝奪還に向けた本格始動となり、2005年パリダカで2位入賞を果たしたL・アルファンと共に好成績が期待される。なお、昨年の同大会ではステファン・ペテランセル(フランス)が総合優勝、増岡はメカニカルトラブルの影響により31位であった。
「チュニジアラリー」はまさしくパリダカを凝縮したようなハードなラリーである。北アフリカのアルジェリアとリビアに国境を接するチュニジアは南部に広がる大砂漠や壮絶な岩場など変化に富んだ地形を備え、これまで何度となくパリダカのコースにも使われてきた。今大会も9日間に渡って2700kmあまりのコースが設定されている。増岡は「今年のパリダカで三菱自動車チームは素晴らしい成果を挙げました。その勝利に貢献出来たことを誇りに思っていますが、自分自身にとってはメカニカルトラブルによるリタイアという残念な結果でした。砂丘をはじめ多彩な路面があるチュニジアは大好きなラリーであると同時にテストにも絶好。ここでツキを取り戻して次回パリダカの勝利に繋げたい」と意欲を漲らせている。増岡のナビゲーターには2002年大会優勝時のパスカル・メモン(フランス)が復帰。闘争心溢れるメモンとのコンビ復活で増岡の走りにも弾みがつきそうだ。
チーム監督のドミニク・セリエスは「今年のパリダカで強さを発揮した『パジェロエボリューション』だが、その連勝記録は前戦ポー・ラス・パンパスラリー(ペテランセル2位入賞)でストップを強いられた。(2003年のUAEデザートチャレンジでペテランセルが優勝して以来、パジェロエボリューションは04年ダカール、05年ダカールを含めて出場したラリーでは8連勝を記録していた)我々はたゆまぬ努力で、さらなる改良を図らなければならない」と最新モデルによる実戦テストの意義を強調。「増岡とアルファンは豊富な経験を持つ優れたドライバーであり、目標は昨年に続く2連覇。このラリーから再び『パジェロエボリューション』の連勝記録を積み重ねたい」と自信をのぞかせた。なお、昨年の同大会で日本全国の三菱自動車販売会社の協力を得て行われた三菱自動車ディーラーメカニック派遣活動は今大会では休止する。

2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦「チュニジアラリー」概要

アフリカ大陸北部、リビアとアルジェリアに挟まれて地中海に面するチュニジア。今大会は同国内南部の砂漠を巡る格好で7レグ全行程2784km、うちSS(スペシャルステージ=競技区間)2017kmに渡って行われる。パリダカに対して期間が短いため比較的参戦しやすいとされるが、実際にはかつてパリダカの本番で使われた厳しいステージも多く、路面は本格的な砂丘から岩場まで多彩に変化。奥が深くパリダカを凝縮したようなイベントだ。今大会には三菱自動車チームのほか、フォルクスワーゲンがワークス体制で出場。2005年ポー・ラス・パンパスラリーで初優勝を果たしたブルーノ・サビー(フランス、フォルクスワーゲン・トゥアレグ)と、同じく3位に入賞したユタ・クラインシュミット(ドイツ、フォルクスワーゲン・トゥアレグ)の2名でエントリー。この2名はパリダカでは3位(クラインシュミット)5位(サビー)と同チームは三菱自動車チームのライバルのひとつである。その他にもV8エンジン搭載バギーを駆るジャン・ルイ・シュレッサー(フランス、シュレッサーフォード)などパリダカ優勝経験を持つドライバーもエントリーしており、熾烈な戦いが予想される。

日程は4月1日(金)〜2日(土)にフランス南部のニースで車検、3日(日)にニース近郊で4kmのプロローグランを行い、フェリーで地中海を渡りチュニジアへ。首都チュニスから上陸したあと207kmのリエゾンで南西部のルケフまで移動し、競技は同地を5日(火)にスタートする。ラリーは昨年と同じくループコースを組み合わせて、タメルザ、サブリア、エルボルマの3箇所のビバーク地を巡り、11日(月)に南東部地中海岸のジェルバにゴールする合計7レグ(区間)で構成。4輪部門 86台、2輪部門56台とカミオン2台の合計144台が出場する。

  • ラリースケジュール
  •   4月1日(金)〜2日(土) 公式車検
    4月3日(日) プロローグ
    ニース〜レヴァン〜ニース(フランス)
    総走行距離 67km SS走行距離 4km
    4月4日(月) チュニス〜ルケフ(チュニジア)
    総走行距離 207km
    4月5日(火) 第1レグ
    ルケフ〜タメルザ(チュニジア)
    総走行距離 285km SS走行距離 279km
    4月6日(水) 第2レグ
    タメルザ〜サブリア(チュニジア)
    総走行距離 291km SS走行距離 240km
    4月7日(木) 第3レグ
    サブリア〜サブリア(チュニジア)
    総走行距離 408km SS走行距離 315km
    4月8日(金) 第4レグ
    サブリア〜エルボルマ(チュニジア)
    総走行距離 384km SS走行距離 299km
    4月9日(土) 第5レグ
    エルボルマ〜エルボルマ(チュニジア)
    総走行距離 304km SS走行距離 290km
    4月10日(日) 第6レグ
    ジェルバ〜ジェルバ(チュニジア)
    総走行距離 441km SS走行距離 326km
    4月11日(月) 第7レグ
    ジェルバ〜ジェルバ(チュニジア)
    総走行距離 392km SS走行距離 315km

  • 主なエントリー
  •   No ドライバー 車両
    200 J-L・シュレッサー シュレッサー・フォード
    201 J・クラインシュミット フォルクスワーゲン・トゥアレグ
    202 増岡 浩 三菱パジェロエボリューション
    203 B・サビー フォルクスワーゲン・トゥアレグ
    204 L・アルファン 三菱パジェロエボリューション
    205 P・ガッシュ SMG BUGGY
    206 S・シマコフ HONDA BUGGY
    210 J-P・ストルゴ メルセデスML
    220 J-F・ギノー フォルクスワーゲン・バギー