プレスリリース
全て
企業
新車
モータースポーツ
モーターショー



DATE 2005年04月12日
2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ第2戦「チュニジアラリー」
『三菱パジェロエボリューション』のリュック・アルファンが総合優勝!
日本人エースドライバーの増岡浩も総合3位でフィニッシュ



パジェロエボリューション(チュニジアラリー)


パジェロエボリューション(チュニジアラリー)

2005年FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップ(CCR)第2戦「チュニジアラリー」が4月1日(金)〜11日(月)にかけて北アフリカのチュニジアを舞台に8レグ全行程2784km、うちSS(スペシャルステージ=競技区間)2017kmに渡って行われ、チーム「三菱自動車レプソルATSスタジオ」より『パジェロエボリューション』した出場のリュック・アルファン(フランス)/ジル・ピカール(フランス)組が初優勝。同じく『パジェロエボリューション』のステアリングを握ったチームメイトの増岡浩/パスカル・メモン(フランス)組もスタックやパンクに見舞われながら健闘して総合3位入賞を果たした。

同大会は2002年、2003年のダカールラリー(通称パリダカ)で日本人唯一の2連覇を達成した増岡にとって、2006年パリダカでの総合優勝奪還に向けた本格始動となり、2005年パリダカで2位入賞を果たしたL・アルファンと共に、好成績が期待された。

チュニジアラリーは、例年と同じくフランス南部のニースで4月1日(金)2日(土)の車検と3日(日)の短いプロローグラン(第1レグ)を行った後北アフリカのチュニジアに渡り、同国南部の砂漠地域を中心にループコースを組み合わせながら3箇所のビバーク地を巡る方式で合計8レグ(区間)を設定。かつてパリダカ本番でも使われた厳しいコースは険しい砂丘からタイヤや車体にダメージを与えやすい岩場まで多彩に変化し、三菱自動車チームのほか、フォルクスワーゲンのワークスチームや、J-L・シュレッサー(フランス)、のV8エンジン搭載バギー『シュレッサー・フォード』など、パリダカの常連勢がしのぎを削る、熾烈な戦いが繰り広げられた。

三菱自動車チームは、5日(火)にチュニジアでの本格的なスタートが切られると、早速ル・ケフ〜タメルザ間の第2レグでアルファンがSSトップ、増岡が2番手タイムを記録してワン・ツー体制を形成。翌日には増岡がトップタイムを叩き出し、アルファンを逆転して首位に立った。7日(木)の第4レグで不運にも2回のスタックを喫した増岡はアルファンの先行を許して2位に。その後、マイナートラブルやパンクに見舞われながらも前戦ポー・ラス・パンパスで初優勝を果たしたブルーノ・サビー(フランス、フォルクスワーゲン)を抑えてアルファンと共にワン・ツー体制を守るが、砂嵐のような悪天候となった10日(日)ジェルバへの第7レグでミスコースとパンクから3番手に後退。リビア国境付近に設定された最終日ジェルバでのループコースで渾身のアタックを決めた増岡は見事トップタイムを獲るが、惜しくも1分15秒の僅差でサビーには届かず。それでも2006年ダカールラリーに向けた初戦を3位入賞で飾る結果となった。

今回の結果について増岡は「正直、自分のミスもありました」と、悔しさをにじませながらも「2002年にパリダカ初優勝を獲得した際のナビゲーター、パスカル・メモンと再びコンビを組み、次回パリダカに向けた準備の第一段階として出場したラリーで表彰台に上がれたことは、結構良い結果だと思います。これから2回のモロッコテストを経て、9月には実戦テストを兼ねてもう一戦ラリーに出場する計画ですが、パリダカでのV奪還を目標として今シーズンも全力を尽くす覚悟です」と力強く語った。

一方、初出場で見事、初のCCR総合優勝を果たしたアルファンは「勝つことが出来て本当に素晴らしい気分です」と、プレッシャーからも解放されて感激の様子。スキー滑降競技の元ワールドチャンピオンで知られるが「同じ『勝利』でも2分間に凝縮されるスキー競技と、チーム全員の何日間にも渡る努力の積み重ねで得られるラリーとは違った感慨があります。チームに関わった全ての人に感謝しています」と喜びを噛みしめていた。

また、チーム監督のドミニク・セリエスも手応え十分と満足の表情。「今大会はアルファンにとって初勝利であると同時に三菱自動車チームは完璧だった。我々はゴールまで常にライバルに差をつけながら着実に歩みを進めることが出来た」と終始リードを守りきった成果を強調した。

FIAクロスカントリーラリー・ワールドカップの次戦、第3戦モロッコラリーは5月24日(火)〜29日(日)にかけて開催される。

■ 最終総合成績

  順位 ドライバー 車両 タイム
    L・アルファン 三菱パジェロエボリューション 19時間00分55秒
  B・サビー フォルクスワーゲン・トゥアレグ  11分40秒
  増岡 浩 三菱パジェロエボリューション 12分55秒
  J・クラインシュミット  フォルクスワーゲン・トゥアレグ 23分37秒
  J-L・シュレッサー シュレッサー・フォード 30分40秒
  J-F・ギノー フォルクスワーゲン・バギー 3時間25分34秒
  P・ガッシュ SMG BUGGY 5時間09分00秒
  M・サウカンズ OSC・OSCAR 5時間09分43秒
  C・ラビエッリ ニッサン・パトロール 5時間51分53秒
  10  L・パリク ニッサン・ピックアップ 6時間02分41秒
  1位のタイムは第1レグからのSS合計所要時間とペナルティーの合計
2位以下のタイムはトップとの差