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DATE 2005年05月31日
WRC ラリー・トルコ 事前情報
三菱自動車、2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリー・トルコ」に2台の『ランサーWRC05』で参戦

〜 ドライバーはH・ロバンペラとG・ガリ 〜



ランサーWRC05 (キプロスラリー)

三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSPは、来る6月2日(木)?5日(日)にトルコ開催される2005年FIA世界ラリー選手権(WRC)第7戦ラリー・トルコに「チーム三菱自動車モータースポーツ」から『ランサーWRC 05』2台で参戦する。三菱自動車チームから出場するのはハリ・ロバンペラ(フィンランド)と、ジャンルイジ・ガリ(イタリア)のふたり。ガリは第5戦ラリー・イタリア/サルディニア以来、今季4回目のWRC出場となる。

イタリアのサルディニア島、キプロス、そして今回のトルコとWRC中盤戦は地中海に面した国々が舞台となっており、"地中海ラフグラベル4連戦"の3戦目。いずれのラリーも路面はグラベル、そして季候は温暖と共通した性格を備えている。しかし、トルコのステージはキプロスと比べればやや高速で平均スピードも高い。路面が荒れ気味で石や岩が多く転がっていることには変わらないが、それでもドライバーにとっては攻略しがいのあるラリーだといえる。ラリー・トルコの舞台となる都市は、地中海に面したケメル。地理的にはキプロス島のすぐ北に位置するトルコのリゾートタウンであり、その西側に広がるアナトリア山脈にSSが設けられる。

ラリー・トルコは2003年にWRCカレンダーに加わり、今年で3回目となる開催。ロバンペラはこれまで2回出場の経験があるが、2003年は足まわりにダメージを負って、そして2004年は駆動系のトラブルでそれぞれリタイアしている。しかし、今年はラリー・イタリアやキプロスラリーで素晴しい走りを披露していることから、ポイント獲得圏内での上位フィニッシュが期待される。「トルコに向けた2日間のテストでかなり長い距離を走り、マシンのさらなる改良につとめました。とくにショックアブソーバーのセッティングは入念に行ないトルコのラフグラベル路面にマッチしたセッティングを見つけることができたと思います」と、ロバンペラ。前戦キプロスラリーではトラブルに見舞われたこともあり7位という成績だったが、その走りとスピードは上位クラスのものだった。ロバンペラは「ラリー・トルコはとても楽しみなイベントです。ラフグラベル・ラリーに対する知識や経験が増えてきたことでチーム、マシンともどもパフォーマンスは上がってきています。私自身もこのラリーについてはこれまで良い結果を残すことができていませんが、少なくともスピードではトップに負けていませんでした。トラブルさえ発生しなければ、今回5位以上に入ることは十分可能だと思います」と、自信を感じさせるコメントを述べている。

セカンドドライバーとして2台目のランサーWRC05のステアリングを握るガリは、2004年に三菱自動車チームのワークスドライバーとして初めてラリー・トルコに出場。去年は4度ランサーWRC04でWRCに出場したが、ラリー・トルコはそのうち2戦目だった。結果は第2レグでターボチャージャーのトラブルに遭遇しながらも10位で完走している。「ラリー・トルコに出場することができてとても嬉しく思います」と、ガリ。第6戦キプロスラリーでは、ジル・パニッツィ(フランス)がセカンドドライバーを務めたためラリー本番には出場しなかったが、経験を積むためにレッキ(事前試走)には参加した。「トルコは、ラリー・イタリアやキプロスラリーよりも路面コンディションが良いはず。少なくとも私はそう期待しています。レッキで実際に自分の目で確認するまでは断言できませんが、きっと主催者は路面の整備を行っていることでしょう。キプロスラリーでレッキを行ったことについては非常に意義のあることでしたが、ラリー・トルコのコースはキプロスラリーのそれとはちょっと異なります。コーナーはより高速で、路面もさほど荒れてはいません。今回のラリーをいかにして戦うかについては、レッキが終わった後にチームと相談して決める予定です。自分としては、積極的に戦って5位あたりにつけることができれば良いかと考えています。とにかく、今回は私にとって素晴しいチャンスですし、願わくばトラブルに見舞われることなく最後まで走りきりたいと思います」と、ガリはラリーに対する抱負を語っている。

ドライバーたちのコメントを受けて、チームのテクニカルディレクターを務めるマリオ・フォルナリスは次のように述べている。「ラリー・トルコの1週間前に行ったテストはとても実りあるものでした。ラリー・トルコ、そしてアクロポリス・ラリーに向けてマシンにさらなるチューニングを施しました。とくにショックアブソーバーに関してはいくつかの部品を変更し改良を加えたことでパフォーマンスが上がったと信じています。また、ピレリのグラベル用タイヤXRについても2タイプのエボリューションモデルを大々的にテストしました。結果は上々、今後のラリーが非常に楽しみです」

三菱自動車のモータースポーツ統括会社MMSP社長の鳥居勲は「今回のラリー・トルコでは2台のマシンともにトラブルフリーで走りきってほしいですね。ロバンペラ、そしてガリというドライバーたちが備えている本当の速さをぜひとも発揮してもらいたい。とくに、ガリはここ数戦マシントラブルにより結果を残すことができなかったので、何ごともなくフィニッシュしてもらいたいと思います。いずれにせよ、本来の走りができればおのずと結果はついてくるはずです。ラリー・トルコでは必ず良いリザルトを残すことができるはずです」と、コメントしている。

また、ラリー・トルコの最大の話題は何と言ってもカルロス・サインツ(スペイン/シトロエンクサラWRC)の復帰だろう。フランワ・デュバル(ベルギー)に代わってWRCに復帰することとなった。現在最多勝利数(26勝)記録を持つサインツがどんな走りを見せるか、楽しみのひとつだ。

今年のラリー・トルコはケメルをホストタウンとし、背後に迫る山岳地帯のマウンテンロードがスペシャルステージとなる。ラリーは6月2日(木)の夕方にアンタルヤでセレモニースタートを行ない、翌日3日(金)よりSSがスタート。第1レグは8本のSSが設定され、その合計距離は148.14km。この日最終のSSはアンタルヤでの全長2.6kmのスーパーSSとなっている。4日(土)の第2レグは7本のSSで構成され、その合計距離は150.49km。この日も最終ステージはアンタルヤでのスーパーSSとなる。ラリー最終日、5日(日)の第3レグはわずか2本のSSが行われ、その合計距離は49.80kmと3日間で最短。しかし最終SSのオリンポスは全長33.35kmとラリー・トルコ最長のステージであり最後の最後に大波乱が起こる可能性もある。リエゾン(移動区間)を含むラリー全体での総走行距離は1183.54km、うちSSはトータル17本で348.43kmとなっている。

■ 主なエントリー

    No ドライバー 車両(WRC=ワールドラリーカー)
1 * S・ローブ シトロエン・クサラWRC
2 * C・サインツ シトロエン・クサラWRC
3 * T・ガルデマイスター フォード・フォーカスRS WRC04
4 * R・クレスタ フォード・フォーカスRS WRC04
5 * P・ソルベルグ スバル・インプレッサWRC2005
6 * C・アトキンソン スバル・インプレッサWRC2005
7 * M・グロンホルム プジョー307WRC
8 * M・マーチン プジョー307WRC
9 * H・ロバンペラ 三菱ランサーWRC05
10 * G・ガリ 三菱ランサーWRC05
11 * A・シュワルツ スコダ・ファビアWRC 05
12 * J・トォヒノ スコダ・ファビアWRC 05
13   H・ソルベルグ フォード・フォーカスRS WRC04
14 A・ウォームボルド フォード・フォーカスRS WRC04
16 D・カールソン スバル・インプレッサWRC
* マニュファクチャラーズ対象ドライバー
・ デイリーレポート
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/j/05wrc/round7/index.html
・ 写真素材
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/e/05wrc/tr/photo.html

PWRC ラリー・トルコ 事前情報

2005年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)第4戦「ラリー・トルコ」に8台の三菱ランサーエボリューションが出場

〜 クサビエ・ポンス、全日本ラリー王者の奴田原文雄らが上位入賞を狙う 〜

2005年FIAプロダクションカー世界ラリー選手権(PWRC)シリーズ第4戦ラリー・トルコが、WRC第7戦の併催イベントとして6月2日(木)?5日(日)にかけて開催される。前戦キプロスラリーと同様ラリー・トルコも地中海沿岸地帯で行われる灼熱のラフグラベルイベントに属し、ドライバーにとってもマシンにとっても非常にタフな1戦となる。このラリーにはPWRCにシリーズエントリーをしている21名のうち19名のドライバーが出場。そのうち8人がランサーエボリューションを駆っての参戦となる。

ランサーエボリューション・ユーザーの中でもっとも活躍が期待されるのは、第2戦のラリー・ニュージーランドで優勝し、目下ランキング2位のクサビエ・ポンス(スペイン)。前戦のキプロスラリーでは初日にトラブルやアクシデントが多発したために10位と下位に沈んだが、今回のラリー・トルコではその経験を生かして優勝を狙う。ポンスは「たしかにキプロスラリーでの結果は残念でしたが、ラリー・トルコに向けての良いトレーニングとなりました。キプロスラリーに比べればラリー・トルコはスピード域が高くドライビングを愉しめるはずです。ただし、路面が荒れていることも事実なので一瞬たりとも気を抜くことはできませんが。とにかく注意して走ってポイントを稼ぐことが重要だと思います」と、ラリーに対する抱負を述べている。

一方、日本期待の奴田原文雄は、キプロスラリーではトラブルで出遅れたにも関わらず6位に入り選手権での順位を5位に上げた。また、その後参戦した全日本ラリー選手権4輪駆動部門の開幕戦「ひえつき05」ではCクラス(2001cc?)優勝を果たし大会三連覇を達成。今、勢いにに乗っている。「キプロスラリー同様、ラリー・トルコも私にとっては初めてのイベントです。いったいどのような展開となるかまったく予測がつきません」と、99、00、02?04年の全日本チャンピオン。「キプロスラリーと比べれば多少マシンにやさしいラリーだとは思いますが、それでもマシンの状態を見ながら注意して走りたいと思います。もっとも大切なことは完走することですので」

ポンス、奴田原以外にもフェデリコ・ヴィラグラ(アルゼンチン)やアンジェロ・メディギーニ(イタリア)、リッカルド・エラーニ(イタリア)、ナタリー・バレット(イギリス)、そしてルイス・ロセット(チリ)といった選手がランサーエボリューションを駆ってラリー・トルコに出場する。さらに、PWRC以外ではキプロスラリーでグループN5位に入った新鋭アンドレアス・アイグナー(オーストリア)らがランサーエボリューションをドライブ。グループN全体では23台のランサーエボリューションがラリー・トルコへの出場を予定している。

ラリー・トルコは地中海沿岸のリゾート、ケメルをホストタウンとして開催。6月2日(木)の夕方にアンタルヤでセレモニースタートを行ない、翌日3日(金)よりSSがスタート。第1レグは8本のSSが設定され、その合計距離は148.14km。4日(土)の第2レグは7本のSSで構成され、その合計距離は150.49km。ラリー最終日、5日(日)の第3レグは2本のSSが行われ、その合計距離は49.80kmと3日間で最短。しかし最終のSS17は全長33.35kmとラリー・トルコ最長のステージとなる。リエゾン(移動区間)を含むラリー全体での総走行距離は1183.54km、うちSSは合計17本で348.43kmとなっている。

■ PWRCのエントリー

    No ドライバー 車両
31 新井 敏弘 スバル・インプレッサ
32 X・ポンス(スペイン) 三菱ランサーエボリューション
33 N-S・アルアティヤ スバル・インプレッサ
34 奴田原 文雄 三菱ランサーエボリューション
35 K・シン プロトンPERT
36 M・リガト スバル・インプレッサ
37 M・ヒギンズ スバル・インプレッサ
38 F・フリシエロ スバル・インプレッサ
39 J・ロマン スバル・インプレッサ
40 G・ポッゾ スバル・インプレッサ
41 N・バラット(イギリス) 三菱ランサーエボリューション
42 F・ヴィラグラ(アルゼンチン) 三菱ランサーエボリューション
44 S・ベルトラン スバル・インプレッサ
45 R・エラーニ(イタリア) 三菱ランサーエボリューション
47 A.B.A(パラグアイ) 三菱ランサーエボリューション
48 L-R・ベルト(チリ) 三菱ランサーエボリューション
49 H・アルワハイビ スバル・インプレッサ
50 A・テイスコネン スバル・インプレッサ
51 B・ティラバッシ スバル・インプレッサ