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DATE 1998年01月19日
1998パリ〜グラナダ〜ダカールラリー

三菱ラリーアートチーム、2年連続総合1位〜4位独占
篠塚建次郎、三菱パジェロで総合2位入賞
増岡浩、三菱チャレンジャーで総合4位入賞

[1998パリ〜グラナダ〜ダカールラリー ホームページへ]

去る1月1日から18日まで開催された「1998パリ〜グラナダ〜ダカールラリー」において、三菱パジェロT2(市販車改造)仕様車で参戦したジャン・ピエール・フォントネ選手(「チーム・オフロードエクスプレス三菱ラリーアート」)が総合優勝を飾った。また、同車で参戦した前回の覇者 篠塚建次郎選手(「チーム三菱石油ラリーアート」)は総合2位、ブルーノ・サビー選手(「チームPIAA三菱ラリーアート」)は総合3位、三菱チャレンジャーT2仕様車で参戦した増岡浩選手(「チーム三菱石油ラリーアート」)は総合4位と、三菱ラリーアートチームは昨年に引き続き総合1位〜4位を独占、5度目の総合優勝を果たした。
三菱パジェロはT1(市販車無改造)部門でも部門1位〜4位を占め、圧倒的な強さを見せた。

今回で20回目を迎えた「1998パリ〜グラナダ〜ダカールラリー」は、1月1日にパリのベルサイユ宮殿前広場をスタート、第1レグは非常にぬかるんだ路面となったが、三菱ラリーアートチームは総合1位〜4位と幸先の良いスタートを切った。第2レグで増岡はサスペンションのボルトが壊れるアクシデントが発生しトップと1時間以上差の総合69位に後退したが、アフリカ大陸に渡った最初の第4レグでSSトップタイムを出すなど健闘し、第5レグ終了時点では総合5位まで順位を上げた。篠塚は第5レグ、第7レグのSSでトップタイムを出し上位につけていたが、第8レグのサハラ砂漠で1時間以上スタックし、トップと1時間半差の総合4位となった。第10レグは安全上の問題でキャンセルされ、フォントネ1位、サビー2位、増岡3位、篠塚4位で前半戦を終了した。後半戦開始早々の第12レグで篠塚は今大会3度目のSSトップタイムを出し順位を上げて3位となった。その後も砂漠や荒れた路面が連続する非常にハードなSSが続き、終盤第16レグでサビーがスタック、ミスコース等で順位を下げて篠塚は2位に浮上し、18日にフォントネ1位、篠塚2位、サビー3位、増岡4位でダカールにゴールした。

今大会は完送率26%とこれまでのパリ〜ダカールラリーの中でも特に過酷なラリーとなったが、フォントネは全行程を通してほとんどトラブルもなく、的確なドライビングを見せ、15回目の参戦で初の総合優勝となった。

なお、今大会にサポートトラックとして参戦した三菱ふそうスーパーグレートT4(トラック)仕様車2台は途中リタイヤとなったが、その後はチームのサポートに徹し、三菱車の好成績に貢献した。

1.三菱ラリーアートチーム コメント

ウーリッヒ・ブレーマー(三菱ラリーアートチーム監督)
「今大会は私の記憶する限り、最もハードなラリーだった。我々が勝利できたのはパジェロ・エボリューションの信頼性の高さとチームが一丸となって一つの目標に邁進したからだ。フォントネには心から祝福を述べたい。彼は長年、三菱のために本当によく働いてくれたからね。今年の彼は十分、優勝に値する走りを展開した。」

ジャン・ピエール・フォントネ(「チーム・オフロードエクスプレス三菱ラリーアート」)
「最後までリラックスできないほどの過酷なラリーだったけれど、ようやくゴールして、安堵と喜びで涙が出てきた。今回、僕は幸運に恵まれ、ほとんど深刻なトラブルもなく、そしてパジェロ・エボリューションという素晴らしいクルマにも恵まれたおかげで優勝することができた。本当に嬉しい。ラリー中は昨年他界したムスマラ(元フォントネのナビゲーター)のことを考えながら走っていた。彼にこの優勝を捧げたい。」

篠塚建次郎(「チーム三菱石油ラリーアート」)
「優勝はできなかったが、総合2位になれてとてもうれしい。2位になれるとは思っていなかったからね。サビーから1時間半以上も遅れていたから、3位で上々だと思っていた。それにSSトップを3回もとれたので自分では満足できる結果といえる。それにしても本当にハードなラリーだった。」

ブルーノ・サビー(「チームPIAA三菱ラリーアート」)
「今年はツキがなかったね。色々なことが裏目に出てばかりだった。今はともかくフォントネに心からお祝いを言いたい。彼は本当に長くパリダカを戦ってきたからね。1993年に僕が優勝した時は、彼は幾度となく僕を助けてくれた。だから僕は彼がいつか優勝することをずっと願っていたんだ。」

増岡浩(「チーム三菱石油ラリーアート」)
「今大会は本当にハードなラリーだった。ドライバーとナビゲーターが持てる力を全て発揮しないと上位の成績は望めなかった。今年は三菱チャレンジャーも進歩し、自信はあったのだけれど、やはり3位以上の成績をあげるのは難しかったね。」

2.「1998パリ〜グラナダ〜ダカールラリー」最終結果(暫定)

順位

ドライバー

車両(部門)

時間

1位

フォントネ

三菱パジェロ・エボリューション(T2)

65時間25分58秒

2位

篠塚建次郎

三菱パジェロ・エボリューション(T2)

1時間45分44秒

3位

サビー

三菱パジェロ・エボリューション(T2)

1時間59分01秒

4位

増岡浩

三菱チャレンジャー(T2)

5時間55分27秒

5位

シュレッサー

プロトバギー(T3)

8時間10分39秒

6位

アリオー

日産サファリ(T3)

11時間39分43秒

7位

ウシュ

日産サファリ(T3)

13時間20分24秒

8位

ドラベルニュ

日産ミストラル(T3)

13時間52分15秒

9位

プリエト

三菱パジェロ(T2)

17時間42分50秒

10位

テンハーケル

三菱パジェロ(T1:部門優勝)

23時間28分05秒

・タイムはSS(競技区間)の実走タイムの合計+ペナルティタイム
・2位以下はトップとの差

以 上