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DATE 1998年03月03日
1998年世界ラリー選手権(WRC)第3戦「サファリラリー・ケニア」結果報告

リチャード・バーンズ、WRC初総合優勝を飾る

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さる2月28日から3月2日までケニアで開催された1998年世界ラリー選手権(WRC)第3戦「サファリラリー・ケニア」で、三菱ランサーエボリューションIV・グループAラリー仕様車で参戦したリチャード・バーンズがWRC初総合優勝を飾った。これにより、三菱ラリーアートチームは通算4度目の同ラリー優勝を果たすと共に、今季WRCで第2戦「スウェディッシュラリー」に続いて2戦連続総合優勝し同マニュファクチャラーズポイントでトップに浮上した。尚、チームメイトのトミー・マキネンは初日第1レグでトップを走行していたが第2レグ終盤で残念ながらリタイヤした。
また、グループN部門でも三菱ランサーエボリューションが1〜2位を独占し、圧倒的な強さを見せた。

サファリラリーは近年、走行距離が短縮され3月初旬の乾季に開催されるなど、従来の長距離耐久イベントから よりスプリント性の強いイベントへ様相を変化させており、ドライバーのスピードと車両の信頼性が大きな要素となっている。初日第1レグでは、トミー・マキネンが第2CS(*)以降終始トップを独占、リチャード・バーンズが2位につけ三菱1ー2の体制で終了した。
翌日第2レグではライバルがトラブル等で次々とリタイヤする中、三菱の2台は1ー2体制をキープしていたものの、最終CSでマキネンがまさかのリタイヤ。代わりにトップに浮上したバーンズは着実かつスピード感あふれる走りをみせ、更に2位との差を広げ6分の大差をつけてゴール。最終日第3レグでもバーンズの走りは衰えることなくそのままゴール、WRC初総合優勝を飾った。

(*)CS(コンペティティブセクション)
サファリラリーではコースの完全封鎖・管理が困難なため、通常のラリーと異なり封鎖されたSS(スペシャルステージ)はなく、替りにコンペティティブセクションが設けられている。この区間は他のラリーのSSに相当し、走行時間が秒まで計測される。この区間では一般交通は遮断されない。

リチャード・バーンズ コメント
「この勝利は何とも言いようがない。とにかく嬉しい。チームの皆が本当に素晴らしい仕事をやってくれたおかげだ。ランサーは本当に素晴らしい。これからもランサーと一緒に進歩していきたい。」

アンドリュー・コーワン(チームディレクター)コメント
「とにかく素晴らしい。どのラリーでも優勝することは素晴らしいことだが、このサファリは特別だ。バーンズとナビゲーターのリードは本当にすごいことをやってくれたよ。」

*「サファリラリー・ケニア」最終結果

順位

ドライバー

車種

タイム

1位

R.バーンズ

三菱ランサーエボリューション

8時間57分34秒

2位

J.カンクネン

フォードエスコート

9分27秒

3位

A.バタネン

フォードエスコート

9分52秒

4位

D.オリオール

トヨタカローラ

14分26秒

5位

H.ロバンペラ

セアトイビザ

2時間05分38秒

6位

R.バウムシュラガー

フォルクスワーゲンゴルフ

2時間21分01秒

7位

L.クリメント

三菱ランサーエボリューション

2時間28分03秒(Gr.N 1位)

8位

K.ローゼンベルガー

フォルクスワーゲンゴルフ

2時間45分47秒

9位

M.ブリゲッティ

スバルインプレッサ

2時間56分01秒

10位

K.ハージ

トヨタセリカ

3時間03分29秒

11位

M.ストール

三菱ランサーエボリューション

3時間17分41秒(Gr.N 2位)

(タイムは1位はCSの実走タイムの合計、2位以下はトップとの差)

以 上