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DATE 1998年03月09日
クロスカントリーラリー・98FIAワールドカップ第2戦「イタリアン・バハ」結果報告

篠塚建次郎、総合2位に入賞

[イタリアン・バハ ホームページへ]

去る3月6日〜8日にイタリアで開催されたクロスカントリーラリー・FIAワールドカップ第2戦「イタリアン・バハ」で、「PIAA三菱ディーラーチーム」から三菱パジェロ・エボリューションで参戦した篠塚建次郎が総合2位に入賞した。これにより、第1戦「98パリ〜ダカールラリー」に引き続き連続2位入賞で、同ワールドカップシリーズポイントでトップに立った。

「イタリアン・バハ」は9.64kmのプロローグランとポルテノーネ郊外にある軍用演習地内に設けられた1周128.12kmの荒涼地を5周する合計650.24kmで競われた。広大な河川敷を中心としたコースは、こぶし大の石が広がる路面、激しい凹凸のダート路面、草のはえたツイスティーな路面が複雑に入り交じったコースで、草のはえたツイスティーなところはパジェロが有利、凹凸の多いところではバギーやプロトラックが、そしてフラットダートではバギーが有利な展開となった。

プロローグランをトップから15秒差の3位で終えた篠塚は、第1レグ1周目で、レデュック(プロトラック)、シュレッサー(シュレッサー・バギー)をパスしてトップに立った。しかし60台の車両が同じコースを走るため、タイヤの跡が深くえぐられ、パジェロにとっては走りにくい路面となり、2周目でシュレッサーに再びトップを奪われ総合2位で終了した。最終日第2レグでもシュレッサーの勢いは衰えず、更に篠塚との差を開いた。3位につけたレデュックも直線では明らかに速く2位篠塚との差をつめるが、コーナーで篠塚が一気に引き離し、2位をキープしてゴールした。

篠塚建次郎(PIAA三菱ディーラーチーム)コメント
「このコースはワールドカップシリーズの中でも特殊だと思う。ダートラの延長のような設定で、バギーやプロトラックが断然有利だ。パジェロはコースが荒れていない時には速かったが、深い溝が出来てしまうと床が盛り上がった砂利に当たり、速度が上げられなかった。パリダカなどの路面でも問題はないが、河川敷の砂利の盛り上がったところや、直線の激しい凹凸はやはり一般的な量産車ベースの車ではバギーにかなわないのは当然だと思う。しかし、イタリア以外のラリーはもっと複雑なコースなのでタイトル獲得への自信はある。パジェロの良さも十分承知しているので、次戦のチュニジアラリー(4月2日〜11日)には雪辱を期するつもりだ。」

ウーリッヒ・ブレーマー(同監督)コメント
「このラリーは特別だ。しかし、初日の1周目にトップをとって、篠塚とパジェロ・エボリューションの速さは十分に証明できた。プロトラックにとっても有利なコースだが、それに勝利できたことがパジェロ・エボリューションの優秀性を如実に物語っている。今後もタイトル獲得を目指して篠塚とともに戦っていきたい。」

  • 「イタリアン・ハバ」最終結果

順位

ドライバー

車種

タイム

カテゴリー

1位

J.L.シュレッサー

シュレッサー・バギー

7時間11分23秒

T3

2位

篠塚建次郎

三菱パジェロ・エボリューション

2分11秒

T2

3位

C.レデュック

プロトラック

3分21秒

T3

4位

B.アンシオ

日産サファリ

1時間05分13秒

T2

5位

F.ゲルマネッティ

日産サファリ

1時間08分44秒

T1

6位

J.V.コーヴェンベルグ

トヨタランドクルーザー

1時間25分53秒

T3

7位

B.アンケティル

日産サファリ

1時間27分46秒

T3

8位

P.ロベグノ

三菱パジェロ

1時間28分56秒

T1

9位

P.ザネッティ

三菱パジェロ

1時間31分49秒

T2

10位

S.クワント

三菱パジェロ

1時間32分44秒

T1

・タイムは実走タイムの合計、2位以下はトップとの差

以 上