三菱ランサーエボリューションV初優勝!トミー・マキネン、同ラリー3連覇を達成
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さる5月20日から23日までアルゼンチンで開催された1998年世界ラリー選手権(WRC)第7戦「ラリーアルゼンチン」で、三菱ランサーエボリューションV・グループAラリー仕様車で参戦したトミー・マキネンが総合優勝を飾り、今季WRC2勝目、同ラリー3連覇を達成した。チームメイトのリチャード・バーンズ選手も総合4位でゴール、三菱はマニュファクチャラーズポイントで再び首位に立った。ランサーエボリューションVは第5戦「カタルニアラリー」でデビューしてわずか3戦目での初勝利である。 また、グループN部門でも三菱ランサーエボリューションが1〜2位を独占し、圧倒的な強さを見せた。
南半球に位置するアルゼンチンは晩秋の季節で、アンデス山脈での起伏の激しい山岳路、埃の舞い上がる平原地帯(バンパ)など様々なコースのなか競技は行われた。20日第1レグ1日目に約5kmのスーパーSSが行われ、マキネン2位、バーンズ6位で終了、翌日からの本格的なラリースタートに向けて好位置につけた。21日第1レグ2日目でマキネンはSS4でトップタイムを出してトップに躍り出し、その後もリードを広げ2位に12秒差を保ってゴールした。バーンズは前日受けたフロント回りのダメージをこの日のサービスで修理し、サービス時間を2分オーバーしたため20秒の手痛いペナルティを課せられたが、徐々にタイムを挽回し総合6位でゴールした。22日第2レグでマキネンは終始安定した走りを展開してトップをキープ、2位に1分近く差をつけた。バーンズも3ヶ所のSSでトップタイムを出す走りで4位に浮上した。最終日第3レグでマキネンは堅実な走りでリードを守って総合優勝した。今大会を通じてマキネンはSS23ヶ所中わずか4ヶ所でトップタイムを出すにとどまったが、マシンを温存するところとハードに攻める勝負所をはっきり分けた戦い方とランサーエボリューションVのエンジン、操安性、アクティブ4WDの秀でた性能が勝利を導いた。また、バーンズもトップタイムを出す気迫の走りで総合4位でゴール、マニュファクチャラーズポイントの加算に大きく貢献した。
トミー・マキネン コメント 「今日(第3レグ)はあまりハードに攻めなくてもよかったが、路面はラフだった。当初の目的であった同ラリー3連覇を達成できて満足している。チームにとってもWRCの前半を良い形で締めくくることができ、本当にうれしいよ。」
リチャード・バーンズ コメント 「今日(第3レグ)はマクレーを抑えるため、とてもハードに攻めた。三菱のマニュファクチャラーズポイントやトミーのドライバーズポイントにも貢献できたと思うのでとてもハッピーだよ。」
*「ラリーアルゼンチン」最終結果
順位
ドライバー
車種
タイム
1位
T.マキネン
三菱ランサーエボリューションV
4時間22分07秒4
2位
C.サインツ
トヨタカローラ
26秒8
3位
J.カンクネン
フォードエスコート
27秒5
4位
R.バーンズ
54秒9
5位
C.マクレー
スバルインプレッサ
1分17秒6
6位
P.リアッティ
5分07秒5
7位
K.ホロウジック
11分38秒6
8位
M.ガランティー
22分16秒1
9位
G.トレレス
24分44秒7(Gr.N 1位)
10位
O.ゴメス
セアトイビザ
25分41秒1
13位
H.アルワハイビ
34分51秒3(Gr.N 2位)
(タイムは1位はSSの実走タイムの合計、2位以下はトップとの差)
以 上