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DATE 1998年12月17日
「マールボロ三菱ラリーアート」1999年世界ラリー選手権 全14戦に参戦

ドライバーにトミーマキネン選手(フィンランド)及びフレディ・ロイックス選手(ベルギー)を起用

三菱自動車と(株)ラリーアートは、フィリップモリス社のスポンサードを受けて1999年世界ラリー選手権(WRC)全14戦に参戦する。
三菱ラリーアートチームは1998年全13戦中7戦総合優勝し、WRCマニュファクチャラーズ並びにドライバーズ両チャンピオンを獲得、1999年はチーム名「マールボロ三菱ラリーアート」として2年連続WRCマニュファクチャラーズ・チャンピオンと4年連続WRCドライバーズ・チャンピオンを目指す。

フィリップモリス社はアメリカに本拠を置く世界的なたばこメーカーであり、F1をはじめとするモータースポーツで活躍するトップチームを積極的にサポートしていることで広く知られており、今回、三菱ラリーアートチームは同社のブランドのひとつ「マールボロ」のサポートを受ける。

「マールボロ三菱ラリーアート」は、1999年シーズンを戦うドライバーとして今シーズン、史上初の3年連続WRCドライバーズ・チャンピオンに輝いたトミー・マキネン選手(フィンランド)を引き続き起用するとともに、新たにフレディ・ロイックス選手(ベルギー)を起用する。フレディ・ロイックス選手は現在、最も将来が嘱望される若手ドライバーとして注目を集めており、WRCでの優勝経験こそないものの、今シーズン出場したWRC4戦では、全戦完走を果たし2位1回、3位1回を記録している。同チームはこのチャンピオンと有望な若手とのコンビネーションで来る1999年シーズンのWRCに臨む。

 

コメント

フレディ・ロイックス
「マールボロは私を昔からサポートしてくれている。そして今度は三菱とのパートナーシップで私をサポートしてくれることになった。これでWRC初優勝の夢も実現できるものと信じている」

チームディレクター:アンドリュー・コーワン
「今回のマールボロとのパートナーシップは、三菱にとっては初めてのフルシーズン体制でのスポンサー獲得だ。これは三菱の近年の活躍がもたらした結果だと思っている。三菱にとっては大きな前進であるし、このパートナーシップを末長く継続できるよう、来るべきシーズンもよい成績を残したい」

 

チーム体制

・出場車両

: 三菱ランサーエボリューショングループAラリー仕様車2台

・チームディレクター

: アンドリュー・コーワン

・チームマネージャー

: フィル・ショート

・ドライバー/コ・ドライバー

: トミー・マキネン/リスト・マニセンマキ
: フレディ・ロイックス/スベン・スミーツ

 

ドライバー・プロフィール

・トミー・マキネン(Tommi Makinen)
1964年、フィンランド生まれ。1985年にラリー・デビュー。WRC(世界ラリー選手権)には1987年にグループNのランチア・デルタでデビュー。翌1988年〜1989年はイタリア選手権に出場。1990年からWRCに積極的に参戦し、三菱ギャランVR−4を駆り、グループNカップ5戦に出場する。うち3戦でグループN優勝を飾り、同カップのランキング3位でシーズンを終えた。その活躍を認められ、1991年にはマツダ、1992年には日産のワークスカーをドライブする機会を得る。念願のWRC初優勝は地元の1000湖ラリーでフォード・エスコートを駆り、1994年に果たす。翌1995年に三菱ラリーアートチームに加入し、WRCとAPRC(アジア・パシフィックラリー選手権)に出場。WRCランキング5位、APRCランキング2位の成績を残した。1996年も引き続き三菱からWRCとAPRCに参戦。WRCでは9戦中5勝の圧倒的な強さで、WRC参戦10年目にしてついにドライバーズ・チャンピオンに輝いた。1997年にもWRCで4勝を飾り、2年連続でWRCドライバーズ・チャンピオンの栄光に輝いた。そして今シーズン、シーズン最多の5勝を挙げ、WRC史上初の3年連続ドライバーズ・チャンピオンとなり、通算王座獲得数でもJ・カンクネンに次ぐ歴代2位を記録した。WRCの通算成績は69戦15勝。

・フレディ・ロイックス(Freddy Loix)
1970年、ベルギー生まれ。17歳の頃からレーシング・カートをはじめ、1990年にラリーに転向する。1992年までプライベートのランチア・デルタや三菱ギャランVR−4のグループN車両でベルギー選手権に参戦。1993年からマールボロ・レーシングに加入しオペル・アストラを駆る。また、この年WRC(世界ラリー選手権)デビューを果たした。1994年にはベルギー選手権のF2クラス・チャンピオンに輝き、翌95年は2リッター・ワールドカップに参戦、サンレモラリーで優勝を飾った。1996年、トヨタ・ベルギーに加入し、TTE(トヨタ・チーム・ヨーロッパ)のサポートを受けてWRCに参戦する。この年はWRCランキング8位の記録を残した。また同年、ヨーロッパ選手権のイプルー24時間ラリーでは総合優勝を飾った。昨1997年シーズンからはTTEよりWRCに参戦し、ワールドラリーカーのトヨタ・カローラを駆って出場した。いまだWRC優勝の経験はないものの、2回の総合2位入賞を果たしており、現在、最も注目される若手ドライバーのひとりである。

 

三菱ランサーエボリューションGr−Aラリー仕様車スペック

全 長

:4,350mm

全 幅

:1,770mm

ホイールベース

:2,510mm

エンジン

:4G 63型
 水冷直列4気筒 DOHC16バルブ インタークーラー付ターボ
 ポスト・コンバッション・コントロール・システム
 2次エアー供給システム(PCCS)

燃料供給装置

:ECIマルチ(電子制御燃料噴射)

ボア×ストローク

:85.0 x88.0mm

エンジン排気量

:1,997cc

最大出力

:290ps / 6000rpm

最大トルク

:52.0kg・m / 3,500rpm

トランスミッション

:マニュアル6速

駆動方式

:フルタイム4WD

サスペンション[フロント]
サスペンション[リア]

:マクファーソンストラット
:マルチリンク

ステアリング

:ラック&ピニオン (パワーアシスト付)

ブレーキ[フロント]
ブレーキ[リア]

:ベンチレーテッドディスク、6ポットキャリパー
:ベンチレーテッドディスク、4ポットキャリパー

タイヤ

:ミシュラン

 

1999年世界ラリー選手権(WRC)スケジュール
(暫定:1998年12月4日現在)

第1戦

1月17日〜20日

ラリーオートモービル・モンテカルロ

第2戦

2月12日〜14日

インターナショナル・スウェディッシュラリー

第3戦

2月26日〜28日

サファリラリー・ケニヤ

第4戦

3月28日〜31日

ラリーポルトガル

第5戦

4月18日〜21日

ラリーカタルニア・コスタブラバ

第6戦

5月9日〜12日

ツール・ド・コルス

第7戦

5月22日〜25日

ラリーアルゼンチン

第8戦

6月6日〜9日

アクロポリスラリー

第9戦

7月16日〜18日

ラリーニュージーランド

第10戦

8月20日〜22日

ネステ・ラリーフィンランド

第11戦

9月17日〜19日

555チャイナラリー

第12戦

10月10日〜13日

ラリーサンレモ

第13戦

11月4日〜7日

APIラリーオーストラリア

第14戦

11月21日〜23日

ネットワークQラリー・オブ・グレートブリテン

以 上