去る11月23日から25日までイギリスで開催された1997年世界ラリー選手権(WRC)第14戦「ネットワークQ・RACラリー」で、三菱ランサーエボリューションIV・グループAラリー仕様車で参戦したリチャード・バーンズ選手が総合4位、トミー・マキネン選手が総合6位に入賞した。また、グループN部門でも三菱ランサーエボリューションが同部門1〜3位を独占した。
これにより、トミー・マキネン選手は2年連続WRCドライバーズチャンピオンを獲得(*)、WRCグループN部門でも三菱ランサーエボリューションで参戦したグスタボ・トレレス選手が既にドライバーズチャンピオンを確定的(*)にしており、加えてグループN部門マニュファクチャラーでも三菱が1位(*)となった。
(*)WRCタイトルはFIAの公式結果発表(12月)をもって正式決定となる。
「RACラリー」はイギリス特有の濃霧の中でスタート、初日第1レグでマキネンはその霧に視界を奪われスピンしてタイムロスし、総合6位でゴールした。チームメイトのバーンズは地元出身の利もあり、第1レグ11ヶ所のSSのうち2ヶ所でトップタイムを出して総合4位でゴールし、好調な滑り出しとなった。第2レグも濃霧や降雨の悪天候となり、総合6位以上の入賞を果たせば2年連続WRCドライバーズチャンピオンを獲得することができるマキネンは、インフルエンザによる体調不良もあり、思うようなドライビングができずに総合6位をキープ。好調なバーンズはスタート早々から積極的な走りでマクレー(スバル)と共に総合でトップに浮上した。最終日第3レグでマキネンは速さより慎重なドライブに徹し、総合6位でゴールしWRCドライバーズチャンピオンを獲得した。バーンズはWRC初優勝に向けマクレーを引き離しにかかったが、途中パンクでタイムロスし総合4位に後退、そのままゴールした。
三菱ランサーエボリューションは本年WRCにおいて総合優勝4回、グループN部門優勝10回を飾り、その優秀性を実証した。
トミー・マキネン選手コメント
「今回は体調不良もあって、非常に難しいラリーだった。だからこそ、昨年に続き再びチャンピオンを獲得できたことはこれ以上ない喜びだ。これまで僕を支えてくれたチーム全員に感謝したい。」
リチャード・バーンズ選手コメント
「スタート前はハッピーだったが・・・。でも僕が優勝争いを繰り広げるドライバーの一員になれたことは皆に分かってもらえたと思う。とにかくトミーのチャンピオン獲得を祝福したい」
アンドリュー・コーワン(チームディレクター)コメント
「こんなに疲れたラリーは今までに無かった。トミーの体調が最悪だったことは誰も知らないだろう。とにかくトミーはあの身体でよく頑張った。まさにチャンピオンに値する活躍だった。」
(*)「ネットワークQ・RACラリー」最終結果(暫定)
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順位 |
ドライバー |
車種 |
タイム |
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1位 |
C.マクレー |
スバルインプレッサ |
3時間54分31秒 |
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2位 |
J.カンクネン |
フォードエスコート |
2分47秒 |
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3位 |
C.サインツ |
トヨタカローラ |
3分53秒 |
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4位 |
R.バーンズ |
三菱ランサーエボリューション |
4分59秒 |
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5位 |
M.グロンホルム |
トヨタカローラ |
6分12秒 |
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6位 |
T.マキネン |
三菱ランサーエボリューション |
7分00秒 |
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7位 |
P.リアッティ |
スバルインプレッサ |
8分40秒 |
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8位 |
A.バタネン |
フォードエスコート |
17分28秒 |
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9位 |
H.ロバンペラ |
セアトイビザ |
23分03秒 |
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10位 |
A.メデギーニ |
フォードエスコート |
23分35秒 |
(タイムは1位はSSの実走タイムの合計、2位以下はトップとの差)
以 上