2003年ダカールラリー(正式名称テレフォニカ・ダカール2003/通称パリダカ)は1月19日(日)、最終レグのシャルムエルシェイクで56キロ(うちSS=競技区間34キロ)を行い、増岡浩(三菱パジェロエボリューション=42才)が16カ所のSS合計49時間8分52秒で走り、昨年についで2連勝、ジャンピエール・フォントネ(フランス、三菱パジェロ)、ステファン・ペテランセル(フランス、三菱パジェロエボリューション)、カルロス・スーザ(ポルトガル、三菱ストラーダ)と三菱はトップ4を独占した。
■増岡、日本人初のパリダカ2連覇達成
増岡のパリダカV2は、バタネン、ラルティーグ、シュレッサーに次いで25年のパリダカ史上4人目。日本人としては初の快挙。三菱自動車としては1983年のパリダカ初参戦以来通算8度目の総合優勝となった。
■"涙の表彰台から笑顔一杯"増岡浩のコメント
昨年、ダカールの表彰台の上では、涙で言葉が途切れがちだったが、今日は晴れやかな表情だ。「今年はラリー半ばのシワ(13日)以降、ずっと我慢の走りでした。同じチームでペテランセルと競り合いが続き、それが行き過ぎると同士討ちみたいになります。2位確保は私のプロ・ドライバーとしての仕事でした。しかし、ラリーはなにがあるか分からない、それを自分の体で知っています。勝てるチャンスのある範囲でじっと我慢、我慢の後半でした」。
25分差で最後のロングSS。ペテランセルに予期しないラジェーターの水漏れが発生。修復に20分を使ったことで、優勝確実と見られた、2輪6勝のベテランの心に混乱が生まれた。
「レースを失うかと思った。アクセル全開で走った」とペテランセル。それがクラッシュ、そして大幅なタイムロスとなって、大逆転につながった。
「もし私が諦めて、1時間以上も遅れていたら、ペテランセルもスパートせずに落ち着いていられたでしょう。我慢、忍耐の1週間が生きました」。
「ペテランセルも"2年前のツケを取り戻したな"と昨夜言っていました。いい関係です」。 日本の家族には既に電話した。涙の優勝から笑顔の勝利。増岡は強さ、逞しさを増して、さらなる勝利へと向かう。
■ 三菱自動車社長 ロルフ・エクロートコメント
「世界で最も過酷な自動車競技での3年連続の総合優勝は三菱自動車の優秀さを示します。」と三菱自動車の社長兼最高経営責任者のロルフ・エクロートは語った。「三菱自動車は、将来においても、多数のライバルがひしめくオフロード車の中で絶えず先頭を走り続けることを約束します。そして、我々の絶え間ない、より優れた性能を追求する情熱は、最終的にはお客様の利益になることでしょう。」
最終総合成績(暫定)
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順位
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ドライバー
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車両(カッコ内は部門)
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タイム
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1
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増岡 浩 |
三菱パジェロエボリューション(2) |
49時間08分52秒
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2
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J−P・フォントネ |
三菱パジェロ(2) |
1時間52分12秒
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3
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S・ペテランセル |
三菱パジェロエボリューション(2) |
2時間16分28秒
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4
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C・スーザ |
三菱ストラーダ(2) |
2時間27分47秒
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5
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G・ドゥビリエ |
日産ピックアップ(2) |
2時間45分55秒
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6
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S・アンラール |
VW・ターレック(2) |
3時間42分15秒
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7
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A・バタネン |
日産ピックアップ(2) |
4時間25分59秒
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8
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J・クラインシュミット |
VW・ターレック(2) |
8時間16分56秒
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9
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L・アルファン |
BMW・X5(2) |
8時間56分06秒
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10
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J−L・モンテルド |
三菱パジェロ(2) |
9時間08分19秒
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1位のタイムは第2レグSS2からのSS合計所要時間とペナルティーの合計、
2位以下のタイムはトップとの差
(2)スーパープロダクション部門 |
以上