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去る2月10日から13日までスウェーデンの首都ストックホルム西部の商工業都市カールスタッドを拠点として開催された2000年FIA世界ラリー選手権(WRC)第2戦「インターナショナル・スウェディッシュラリー」(以下スウェディッシュラリー)で、「チームマールボロ三菱ラリーアート」からランサーエボリューションVIグループA仕様車で出場のトミー・マキネン選手が首位と僅差(6.8秒)の2位でゴール、フレディー・ロイックス選手も8位でゴールした。
この結果、三菱はマニュファクチャラーズポイントで2位のプジョーに7ポイント、マキネン選手はドライバーズポイント争いで2位グロンホルム選手(プジョー)に6ポイントと差を広げた。
また、グループNでは、1位から10位までをランサーエボリューションが独占。今季2戦連続で同部門優勝を果たし、生産車の基本性能の高さを実証した。

同ラリーはカールスタッドをスタート&ゴールに3日間の日程で開催されたが、今年は暖冬のため、雪、氷が溶け一部グラベルが露出するなど路面コンディションが一定せずタイヤの選択が難しいラリーとなった。トミー・マキネン選手は初日の第1レグを首位から約18秒差の3位でゴール。2日目の第2レグでは首位から約26秒差とタイムでは離されたものの順位を一つ上げ2位でゴール。逆転で総合優勝を狙った最終日の第3レグでは僅か6.8秒及ばず2位でゴールした。一方、フレディ・ロイックス選手は第1レグを11位でゴールし、第2レグ10位、第3レグ8位と着実に順位を上げたがポイント獲得はならなかった。
●三菱自動車がFIA(世界自動車連盟)の特別表彰を受賞
三菱自動車は、この度、FIAから33年間の国際ラリー活動の実績に対しての特別表彰を受けた。受賞の理由は、三菱自動車がチャンピオンの獲得だけを目的とした活動ではなく、ラリー活動を通じて得た技術を生産車に反映し、近年は信頼性・戦闘力あるランサーエボリューションGr.Nを全世界に供給し、モータースポーツの将来を担う若手ドライバーの育成に長期に渡り貢献してきたことが評価された。(今回の「スウェディッシュラリー」では、全出場車92台の内ランサーエボリューションが32台(Gr.A…4台、Gr.N…28台)出場、最終結果ではGr.N部門で1位〜10位をランサーエボリューションが占めるなどこれまでのWRCの発展の一翼を担ってきた)
FIAによる特別表彰は、モータースポーツに特に貢献した人物・団体があった場合にだけ行われるもので、ラリー関係で受賞したのは今回の三菱自動車が初めて。尚、受賞式は年間チャンピオンの表彰式(2000年1月15日モナコ)で行われた。
今回の受賞に対して、三菱自動車の河添社長は、
「自動車メーカーにとって大変名誉ある賞をいただくことができました。三菱自動車が世界ラリー選手権で得られた技術を生産車に反映することに努力してきたことが世界自動車連盟からも評価されたことは大変嬉しいことです。これからもユーザーの皆様に充実感ある商品の開発に努力していきたいと思います。」と語った。
★「スウェディッシュラリー」最終総合結果
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順位 |
ドライバー |
車 種 |
タイム |
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1位 |
M・グロンホルム |
プジョー206WRC |
3時間20分33秒3 |
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2位 |
T・マキネン |
三菱ランサーエボリューションVI |
6秒8差 |
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3位 |
C・マクレー |
フォードフォーカスWRC |
13秒7差 |
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4位 |
T・ラドストローム |
トヨタカローラWRC |
14秒9差 |
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5位 |
R・バーンズ |
スバルインプレッサWRC |
35秒0差 |
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6位 |
J・カンクネン |
スバルインプレッサWRC |
2分47秒6差 |
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7位 |
F・デルクール |
プジョー206WRC |
3分31秒9差 |
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8位 |
F・ロイックス |
三菱ランサーエボリューションVI |
5分08秒3差 |
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9位 |
M・マルティン |
トヨタカローラWRC |
5分14秒0差 |
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10位 |
D・オリオール |
セアト・コルドバWRC |
5分15秒9差 |
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17位 |
J・パソネン |
三菱ランサーエボリューションVI |
15分28秒8差
(Gr−N優勝) |
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18位 |
J・ピカリスト |
三菱ランサーエボリューションVI |
16分00秒2差
(Gr−N2位) |
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19位 |
S−O・ワルフリドソン |
三菱ランサーエボリューションVI |
16分48秒8差
(Gr−N 3位) |
*タイム=SS(競技区間)の実走タイムの合計 (2位以下はトップとの差)
★WRCシリーズポイント(全14戦中2戦終了時)
(1)マニファクチャラーズ:
1位:三菱 18点/2位:プジョー 11点/3位:フォード 10点/4位:スバル9点/5位:セアト 3点/ 6位:スコダ 1点
(2)ドライバーズ:
1位:マキネン(三菱)16点/2位:グロンホルム(プジョー)10点/3位:サインツ(フォード)6点/4位:カンクネン(スバル)5点/5位:マクレー(フォード)4点/6位:ガルデマイスター(セアト)、ラドストローム(トヨタ)3点/8位:ティリー(トヨタ)、バーンズ(スバル)2点/10位:ロイックス(三菱)1点
(3)グループNドライバーズ:
1位:ストール(三菱)13点/2位:パソネン(三菱)10点/3位:トレレス(三菱)、ピカリスト(三菱)6点
以 上
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