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DATE 2004年01月21日
三菱自動車『ランサーWRC04』
2004年FIA世界ラリー選手権第1戦「モンテカルロラリー」に参戦

- 三菱自動車の新たなる挑戦が始まる -



「ランサーWRC04」
三菱自動車と同社のモータースポーツ統括会社MMSP GmbH.は、来る1月22日(木)〜25日(日)にモナコ公国のモンテカルロを中心に開催される2004年FIA世界ラリー選手権(WRC)第1戦の第72回モンテカルロラリーに「チーム三菱自動車モータースポーツ」から『ランサーWRC04』2台で参戦、2年ぶりにWRCへ復帰する。

ドライバーは、ファーストカーにターマック(舗装路)最速ドライバーの異名を持つジル・パニッツィが実弟エルベ・パニッツィと組んで参戦、3組の若手ドライバー陣を持つセカンドカーには、モンテカルロラリーで過去4度の経験を持つジャンルイジ・ガリを起用。ガリは同じイタリア人のコ・ドライバー、グイド・ダモーレと組んでの参戦となる。

三菱自動車は2002年11月、WRCとクロスカントリーラリーをはじめとする三菱自動車のモータースポーツ活動全てに責任を持つ三菱自動車の統括会社MMSP GmbHを設立。モータースポーツ活動全体にわたる再構築を図り、先ごろ行なわれた「2004年ダカール・ラリー」で4年連続9度目の総合優勝を果たすとともに、WRCへも「モンテカルロラリー」より復帰を果たす。

「モンテカルロラリー」は、三菱自動車のWRC復帰第1戦であるとともに、新たに開発した『ランサーWRC04』のデビュー戦でもある。MMSPのスヴェン・クワントが率いる新たに編成されたチーム、経験と若さを織り交ぜたエキサイティングなドライバーラインアップにとっても新たな挑戦の始まりであり、チームは三菱自動車の栄光の日々を取り戻すための挑戦に奮起している。

尚、三菱自動車は、1月22日(木)のセレモニアル・スタートから1月25日(日)の最終レグまで、モンテカルロラリーの最新情報を同社のホームページを通じて紹介する。

1. デイリーレポート
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/j/04wrc/round1/index.html

2. 写真素材
http://www.mitsubishi-motors.com/motorsports/j/04wrc/round1/daily.html

■モンテカルロラリーの概要
2004年のWRC開幕ラウンドは、5つのマニュファクチャラーチームと多数のジュニア世界ラリー選手権の参戦者が、モナコ公国を拠点に3日間にわたりフランスアルプスの山岳路で激しい戦いを繰り広げる。2004年シーズンは、さまざまなレギュレーション変更が実施されるが、第1戦のモンテカルロは、2日間のレッキ、3日間のラリーという従来のレギュレーションで行われる。コースは2003年の前回の大会とほとんど同じで、第1レグと第2レグに若干の変更がされている。

22日(木)の開幕式とセレモニー・スタートの後、チームはモンテカルロから北西に 340キロに位置するフランスの町ギャップ(Gap)へ移動する。そして23日(金)の朝、ギャップからラリーが開始される。タラールの飛行場周辺を拠点とする第1レグはイベントの中でも最長のレグで、モンテカルロに戻ってくるまでには、合計6ステージと144.13キロに及ぶラリーとなる。

24日(土)の第2レグではクルーは再びアルプスとニース奥地のマウンテンロードへと戻り、ラントスクからコル・ド・ブラウス(Col de Braus)の新しい34.41キロに及ぶステージからラリーが始まる。その後モンテカルロのサービスパーク周辺の4ステージをこなし、140.79キロに亘るラリーを終えて、モンテカルロに戻ってくる。

25日(日)の最終・第3レグは、モンテカルロラリー定番のコースをカバーする104.40キロに及ぶ短距離のラリーとなる。参戦車両は15ケ所のSS(競技区間)389.32キロとリエゾン(移動区間)との合計で1414.13キロを走破し、モンテカルロに25日14時30分頃にゴールする予定。

モンテカルロラリーは、シリーズの中でも、ドライターマック(舗装路)やウェット、雪、アイスとありとあらゆる路面状況に遭遇する可能性があり、時には1ステージ中にこれらのすべての状況に出くわすこともある。結果を出すにはタイヤチョイスと天候情報が絶対的に重要な役割をする。

■ファーストカードライバー/ジル・パニッツィのコメント
「チーム三菱自動車モータースポーツ」は、ジル・パニッツィとエルベ・パニッツィのフランス人兄弟が2004年シーズンWRCの先陣を切る。このモンテカルロラリーは、彼ら2人の兄弟にとっても、三菱自動車チームでのデビュー戦となる。

ジル・パニッツィは名実ともにターマック(舗装路)では世界最速ドライバーといわれているが、彼でさえ故郷フランスの山々では未だに勝利を収めていない。それほどこのモンテカルロラリーは微妙で難しい。

「私はチームのスピリット、車両、エンジニア、そしてメカニックについて非常に満足しているが、まだ、この車は11月に誕生したばかりだ。それに新しいシーズンに向けての準備期間がたった2ヶ月というのはちょっと短い。」とジルはコメントした。「もっともっと時間が必要だ。多分完全に競争力を付けるには1シーズンは必要だろう。でも私はチームをとても信頼しているし、車も気に入っている。バランスはいいし、共に良く仕事をする。でもモンテカルロにたった2ヶ月の準備期間とは…まだ準備ができていないよ。根気強くなければ。改良するには時間が必要だ。」

■セカンドカー/ジャンルイジ・ガリのコメント
セカンドカーは、クリスチャン・ソルベルグ、ジャンルイジ・ガリ、ダニエル・ソラの3名体制の豊富なドライバー陣から、過去4回このイベントに参戦した実績からジャンルイジ・ガリがセカンドカーのランサーWRC04を運転する。ガリは過去4度のうち2回は、ランサーエボリューション(グループN仕様車)で参戦しており、2000年にクラス3位、2002年は残念ながらリタイヤという結果となっている。

「新しい車では少ししかテストをしていないけれど、2002年仕様車を使って走行したので、その時に様々なタイヤのスペックを試すチャンスがあった。」とガリ。「ランサーWRC04は、まだ誕生したばかりだし、まだまだやらなければならないことがたくさんあるけど、チームのモティベーションが高いのを見るのはうれしいね。」

■チームマネージャー/ディレク・ダウンシーのコメント
FIA世界ラリー選手権での再戦デビューイベントについて、チーム三菱自動車モータースポーツのマネージャー、ディレク・ダウンシーは次のように語った。

「三菱はこの12ヶ月間新しいラリーカーを開発するのに費やした。新しい車は完全に進化している。その間にマネージメントチームも再編したし、エンジニアスタッフも増えた。私たちはシリーズの第1ラウンドを今本当に楽しみにしている。ここ数か月ほどの間に行った車両改良は大変なものだった。最初の2・3のイベントではさらに開発を続行していく予定だ。ラリーに再び参加できるのはうれしい。」