三菱自動車(以下、当社)は、本日、タイにおいて1トンピックアップトラック『ストラーダ』のフルモデルチェンジを行い、新たに『TRITON』(発音:トライトン)の名称で発売したことを発表しました。この『TRITON』は、当社のタイ・ラムチャバン工場で生産される現地生産車であり、タイでの発売を皮切りに、順次、他の国・地域にも輸出される予定であることから、当社がグローバル戦略を推し進め、「三菱自動車再生計画」を確実に達成する上でも、重要な役割を担うモデルとなります。
『TRITON』は、当社の世界戦略車として、(1)ピックアップトラックに求められる経済性や耐久性、信頼性といった基本性能を十二分に満足すること、(2)グローバル規模で三菱自動車ブランドをより一層磐石なものとするに足る高い品質を確保すること、(3)商用ユースに止まらない幅広い顧客ニーズに対応可能であること、の3点をキーコンセプトに開発されました。
とりわけ特徴的となるのが、スタイリッシュな中に力強さやスポーティさも兼ね備える革新的な内外装デザイン、クラス最高レベルの広い室内空間の確保を可能としたパッケージング、乗用車並みの快適な乗り心地を実現したサスペンションや室内装備などです。これらの要素は、マーケットにおける『TRITON』の独自性・先進性を際立たせるだけでなく、ピックアップトラックが一般的に持つ単なる商用車としてのイメージの払拭にもつながることから、当社製ピックアップトラックの顧客層拡大に向けて大きく寄与することが期待されます。
またエンジンには、直接燃料噴射式コモンレールシステムを採用した新開発ディーゼルエンジンを搭載し、高出力の確保と低燃費及び排ガス・騒音低減の両立を実現しました。このほか、クラス最高レベルの衝突安全性能を誇る新設計のボディ、ダカールラリー等で鍛え上げられた高い四駆・走破性能なども備えており、『TRITON』はあらゆる面においてマーケットの最先端を行く次世代の進化形ピックアップトラックと言えます。
当社はそのグローバル戦略において、タイをアセアン地域における重要な市場として、また、1トンピックアップトラックをグローバルに供給する生産・輸出拠点として位置付けており、これまで、その事業基盤・競争力の強化に向け継続して取り組んできました。
タイ国内市場における2004年度の販売台数は前年度比17%の増加となる39,564台、中でも、主力販売車種である1トンピックアップトラックについては、『ストラーダ』がモデル末期であるにもかかわらず、前年度比18%増の32,780台の販売を達成しています。競合モデルが軒並みモデルチェンジ等により商品力を高める中でこの販売台数を実現したことは、タイ国内市場において三菱自動車ブランドが高く評価されていることの証左であり、『TRITON』の投入により、当社のタイにおける成長は一層確実なものとなることが見込まれます。
なお、タイ国内における『TRITON』の販売台数として、月販3,500台を計画しています。
また、当社では、他社に先駆け1988年より現地生産車の輸出を開始しており、現在では、欧州を中心に世界140を超える国・地域へ出荷するまでになっています。主力輸出車種である1トンピックアップトラックの生産を1995年にタイに集約して以降、当社ピックアップトラックに対する旺盛な需要に支えられ、輸出台数は順調な伸びを示しており、2004年度の出荷台数は過去最高となる合計88,860台(前年度比30%増)を記録しました。2005年2月にはタイからの輸出を行う自動車メーカーとして初めて累計輸出台数が70万台に到達するなど、タイ自動車産業の振興、並びに雇用の創出、外貨の獲得等、同国の経済にも大きく貢献しています。
<新型ピックアップトラック『TRITON』の概要補足>
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車型構成: |
シングル・キャブ(10月発売予定)、メガ・キャブ、ダブル・キャブの3タイプ |
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エンジン: |
新開発2.5リッター及び3.2リッター・コモンレール式ディーゼルエンジンなど |
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駆動方式: |
二輪駆動及び四輪駆動 |
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販売価格: |
548千〜898千バーツ(メガ・キャブ、ダブル・キャブ) |
(ご参考)
<当社タイ法人 ミツビシ・モーターズ・タイランド(MMTh)の概要>
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所在地: |
本社…タイ・バンコク郊外 工場…ラムチャバン |
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設立: |
1987年1月 |
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資本金: |
7,000百万バーツ |
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社長: |
熊井 久善 |
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株主構成: |
三菱自動車99.8% |
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従業員数: |
約3,600人 |
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生産モデル: |
トライトン、L200ストラーダ(旧型ピックアップトラックの輸出モデル)、 ランサー、スペースワゴン(日本名:グランディス) |
生産/販売/輸出実績:
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2002年度 |
2003年度 |
2004年度 |
生産台数 (うちピックアップトラック) |
107,589台 (100,034台) |
103,511台 (95,680台) |
130,188台 (120,572台) |
販売台数 (うちピックアップトラック) |
29,880台 (22,978台) |
33,799台 (27,817台) |
39,564台 (32,780台) |
輸出台数(完成車) (うちピックアップトラック) |
78,729台 (77,285台) |
68,168台 (66,244台) |
88,860台 (86,367台) |
| 輸出台数(KD、全てピックアップトラック) |
13,830台 |
16,980台 |
21,030台 |