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DATE 1998年10月05日
「トッポBJ」・「ミニカ」・「パジェロ ミニ」

軽自動車の新規格化にともない軽自動車シリーズをフルモデルチェンジ

三菱自動車工業(株)では、10月1日の軽自動車の新規格化にともない軽自動車シリーズをフルモデルチェンジし、"安全性の大幅な向上""環境へのやさしさ""乗る人へのやさしさ"に配慮した「トッポ BJ(*1)」(メーカー希望小売価格、全国統一価格:898〜1,439千円)「ミニカ」(メーカー希望小売価格、全国統一価格:555〜1,152千円)「パジェロ ミニ」(メーカー希望小売価格、全国統一価格:1,048〜1,498千円)を10月5日(月)より「トッポ BJ」「ミニカ」は全国の軽自動車取り扱い販売会社、「パジェロ ミニ」は全国のギャラン系販売会社から発売する。
(*1)トッポ BJ(ビージェイ):大きな楽しみを生み出す"Big Joy"という意味を込めて命名


トッポ BJ「M」


ミニカ「Pj」


パジェロ ミニ「X」(オプション装着車)

「トッポ BJ」「ミニカ」「パジェロ ミニ」は、軽自動車の新規格化にともない全長を100mm、全幅を80mm拡大し、三菱独自の新衝突安全強化ボディ"RISE(ライズ)"を採用。新規格法規上の50km/h前面/側面衝突乗員保護、後面衝突時の燃料漏れ防止はもちろんのこと、オフセット衝突・斜突・ポール衝突など全方位での衝突安全性を確保し小型車と同等とするとともに、さらに安全情報公開試験(JNCAP)、欧州新基準対応など安全なクルマとした。また、環境への優しさとして新開発・新リーンバーンMVV(Mitsubishi Vertical Vortex)エンジンを標準エンジンとして軽自動車では世界で初めて全車(ターボ車を除く)に搭載し、ボディサイズが拡大したにも係わらず、従来より低燃費でCOの排出量を抑えるという困難な課題を解決した。さらに乗る人への優しさとして、日常での快適な走行を提供するため、快適な居住空間や低回転域から十分なエンジントルクを発生する設定、クリーンな室内を実現するクリーンエアフィルターや抗菌処理を全車に展開、リサイクル材の採用など様々な取組みを行うなど企業スローガンである"いいもの ながく"を具現化したクルマとした。加えて、新規格化にともなう安全性の向上やMVVエンジンの採用など商品力向上を図りながら、基本構造の合理化など徹底したコストダウン努力により、価格は従来に比べて引き下げお求めになり易い設定とした。

 

1.軽新規格車商品概要

(1)安全性の向上

  1. 新規格化にともない全長を100mm、全幅を80mm拡大し、三菱独自の新衝突安全強化ボディ"RISE(ライズ)"を採用。高エネルギー吸収フロント・リヤ構造と高剛性キャビン構造により、新規格法規上の50km/h前面/側面衝突乗員保護、後面衝突時の燃料漏れ防止はもちろんのこと、斜突・ポール衝突など全方位での衝突安全性を確保するとともに、安全情報公開試験(JNCAP)の55km/h前面衝突や、さらに欧州新基準の56km/hオフセット衝突にも対応。これにより従来車に比べ客室変形量約40%低減、乗員傷害値約25〜30%低減するなど小型車並みの安全性を兼ね備えたクルマとした。
  2. クルマの安全は、まずドライバーが車周辺の情報確認をしやすく、運転しやすい状況を実現する事が第一と考え、高めのアイポイントや広いガラスエリア、大型ドアミラーなどで優れた視界を確保するとともにトップクラスの最小回転半径4.4m(パジェロ ミニは4.8m)を実現し取り回しの良いクルマとした。
  3. 万が一の時にエアバッグが機能し乗員への衝撃を緩和するSRSエアバッグを全車の運転席に標準装備(バンはオプション)するとともに全車の助手席にオプション設定した。
  4. 急制動時に車輪のロックを抑え、安定した制動性能を発揮し、危険回避能力を高めるブレーキアシスト付ABSをオプション設定した。(パジェロ ミニはブレーキアシスト標準装備)
  5. 後席にチャイルドシート固定機構付シートベルトをバンを除く全車に採用するとともに、パワーウインドには上昇時に挟み込みを感知するとガラスが、下降し止まるセーフティ機構を採用して安全性を高めた。

(2)環境への優しさ

  1. もともと軽自動車は低燃費で環境にやさしいクルマだが、今回、ボディサイズが拡大したにもかかわらず従来車と比べてさらに約10%低燃費でCOの排出量を抑えた新開発・新リーンバーンMVVエンジンを軽自動車では世界で初めて搭載した。また、一部車種のみへの搭載では地球環境に対するメリットは小さいと考え、同エンジンを全車(ターボ車を除く)に採用する標準エンジンとした。
    この新リーンバーンMVVエンジンはGDI(*2)で培った混合気形成・燃焼制御技術を応用することで、極めてシンプルな構成ながら安定した希薄燃焼を実現し、特別な付加装置を必要としないコストパフォーマンスに優れた次世代の軽自動車に最適な新開発エンジンである。さらに、排出ガスレベルは7都県市/6府県市低公害車指定基準レベルに対応している。
    (*2)GDIは三菱自動車の商標です
  2. 省資源とリサイクル性向上のため、天井の内張り素材、カーペット、エアクリーナーケースなどに産業リサイクル材を利用したり、バンパー、内装のトリム類、ドアハンドルなどにリサイクル可能な樹脂原着材の採用拡大を図るなど様々な取組みを行っている。

(3)乗る人への優しさ

  1. 広々とした居住空間を提供するため室内長の拡大やヘッドルームを拡大したほか、優れた乗降性も実現したパッケージングとした。
  2. ストレスのない快適な走行を提供するため、低回転域から十分なエンジントルクを発生させる設計とした。
  3. クリーンな室内を実現させる"クリーンエアフィルター"や、ステアリングホイール、シフトノブなど触れる頻度の高いところに"抗菌処理"を採用した。
  4. パワーウインドの開閉操作も可能な"マルチモードキーレスエントリー"を軽自動車で初めて採用した。
  5. リヤワイパースイッチを間欠位置に設定した状態でシフトレバーをバックに入れるとリヤワイパーが2〜3回連続的に作動し、後退時の視界を確保する後退連動リヤワイパーを採用した。
  6. キーオフ後にヘッドランプスイッチをオンにしてそのままキーを抜いて降車し、ドアを閉めるとヘッドランプが約30秒間点灯した後、自動的に消灯するヘッドランプオートカット機構を標準装備した。

2.トッポ BJ商品概要

  1. 商品コンセプトは「乗る人みんなが使える・楽しめるスペイシーワゴン」とし、家族や友人とのコミュニケーションを重視した、開放感溢れる快適な室内と優れたユーティリティを実現した。
  2. パッケージングは、乗降性を向上するためドアの開口高さを地上から1,520mmに設定するとともに段差のないフラットフロアを採用。室内居住長も最大限に確保し、トップクラスの室内高と併せ、大人4人が楽々乗車できる居住空間を実現した。また、ヒップポイントを高い位置に設定することで、全方位にわたり優れた視界を確保した。
  3. デザインは、一目見てその広く快適な室内を予感させる「ビッグキャビンスタイル」とし、ロングルーフでショートノーズ&スクウェアなスタイルを基本に視界の良さと開放感を与えるものとした。
  4. エンジンは、新開発3G83型3気筒SOHC12バルブ新リーンバーンMVVエンジンとともに4A30型4気筒DOHC20バルブインタークーラーターボエンジンを搭載した。
  5. トランスミッションは、電子制御式4速A/Tと5速M/Tを搭載。また、2WDとともに軽量コンパクトなHCU式フルタイム4WDも設定した。
  6. シートアレンジは、フロントシートにフルフラットシートを採用し、リヤシートのリクライニング機構と合わせ、快適なスペースを実現した。さらに、リヤシートに左右スプリット式を採用し、多彩なラゲッジルームのアレンジが可能とした。
  7. リヤゲートには、ガラスハッチを採用し、買い物の時などの荷物の出し入れが簡単にできる仕様を設定した。
  8. 収納スペースは、ラゲッジフロアBOXをはじめ、サングラスや通行券の収納に便利なオーバーヘッドコンソールを新たに採用するとともにドアポケット、クォーターポケット、カップホルダーなど全24ヶ所も設置した。

3.ミニカ商品概要

  1. 商品コンセプトは「気軽に使えるベーシックセダン」とし、通勤や買い物に気軽に使え、経済性と実用性を重視したものとした。
  2. パッケージングは、全高を1,510mmと高めに設定するとともに、リヤゲートをほぼ直角にカットしたスタイルとすることによりひとクラス上のゆとりある居住空間を実現した。
  3. デザインは、直線を基調とした中にも、広いガラスエリアによりルーミーで開放感のある「小粋で知的なイメージ」を与えるヨーロピアンテイスト溢れるスタイルとした。
  4. エンジンは、バンを含む全車に新開発3G83型3気筒SOHC12バルブ新リーンバーンMVVエンジンを搭載した。
  5. トランスミッションは、3速A/Tと4速・5速M/Tを搭載。また、2WDとともに軽量コンパクトなHCU式フルタイム4WDも設定した。

4.パジェロ ミニ商品概要

  1. 商品コンセプトは「キビキビと軽快に楽しめるオールラウンドミニ」とし、安定感のあるスタイルと、優れた操縦安定性・乗心地を兼ね備えたものとした。
  2. パッケージングは、ホイールベースを80mm広げ安定感を向上するとともに、室内についても足元のスペースを60mm拡大し余裕のある居住空間を実現した。また、アプローチアングル44°デパーチャーアングル47°、ランプブレークアングル23°最低地上高195mmとオフロードでの走破性も充分確保した。
  3. デザインは、パジェロスタイルを踏襲しながらホイールベースの延長とワイドトレッド化により安定感を増すとともに、異形ヘッドランプの採用などにより洗練された中にも上質でスポーティなものとした。
  4. エンジンは、新開発4A30型4気筒SOHC16バルブ新リーンバーンMVVエンジンと4A30型4気筒DOHC20バルブインタークーラーターボエンジンを搭載した。
  5. トランスミッションは、5速M/Tと新開発の電子制御式4速A/Tを新たに採用し走りの良さに加え経済性、静粛性を一段と向上させた。
  6. 4WD車には道路状況に応じて2WD/4WD(Hi/Lo)の3つの切換えが容易に可能なイージーセレクト4WDを採用するとともに2WD車も設定した。
  7. シートは、運転席にシートハイトアジャスターを全車採用することにより、小柄な体形の方でも良好なドライブポジションが得られるようにした。また、後席には、ワンタッチ可倒式ヘッドレストを採用し、ラゲッジスペースのレイアウトを容易にアレンジすることが可能となった。
  8. ドアミラーの下面部の曲率を変化させ後方の下方視界を大幅に広める複合曲面ドアミラーを全車に標準装備した。
  9. 燃料タンクを43Lとし、4A/Tとあいまって遠距離走行が可能となった。

5.特装車

  1. トッポ BJ「マーブル」
    トッポ BJのM(5M/T、4A/T、2WD/4WD)をベースに"母から子へのやさしい愛情"をテーマに、抗菌・難燃・消臭使用のシートカバーや後席のシートとの段差をなくすフラットクッション、後席の子供の様子がわかる赤ちゃん見えるミラー、ベビーカーアタッチメント、撥水カバー、カーテン、半ドアをメロディー音で知らせるなど実際に使う女性のアイデアでオリジナルの装備・機能を採用し、フルカラーコーディネートしたクルマとした。
  2. パジェロ ミニ「サンルーフ仕様車」(11月3日より発売)
    前席の上方にチルトアップ機能付脱着式サンルーフを設定し、開放感溢れるものとした。全類別に架装対応可能。

 

6.販売概要

  1. 取り扱い販売会社
    「トッポ BJ」「ミニカ」 軽自動車取り扱い販売会社
    「パジェロ ミニ」 ギャラン系販売会社
  2. 発表展示会
    10月10日(土)11日(日)

 

7.メーカー希望小売価格

(1)トッポ BJ

[単位:千円]


・特装車トッポ BJ「マーブル」の架装推奨価格は100千円


(2)ミニカ

[単位:千円]


(3)パジェロ ミニ

[単位:千円]


・特装車パジェロ ミニ「サンルーフ仕様車」の架装推奨価格は69.5千円

  • 希望小売価格(車両本体価格)は、参考価格です。(1998年10月5日現在)
    価格は各販売店にお問合せ下さい。
  • 価格には、スペアタイヤ、標準工具、ジャッキが含まれます。
  • 販売店でセットする付属品は、別途扱いとなります。
  • 保険料、税金(含む消費税)、登録に伴う費用は別途申し受けます。

以 上